白い秘密3 02
あり
「はぁっ気持ちい…。ね、乳首どうしてほしいか言って? 倉科のエロいおねだり聞きたい」
「はぁんっ……ん、ふぁあ……」
まるで恋人にするみたいに頬を撫で、耳を食みながら囁かれて体が震える。
乳首が、もう我慢できないとばかりに酷くじんじんして、そこが感覚の全てになる。
――弄って欲しい。乳首をたくさん舐めて、弄って、ミルクたくさん出したい。
強い衝動に、息がどんどん荒くなってきて、喉が渇く。
この男にいやらしくねだるなんて絶対したくない。
本能のままに卑猥な言葉を口に出して、めちゃくちゃに弄られたい。
相反する気持ちが脳内で渦巻いて――理性を淫らな欲求が凌駕した。
「乳首、弄ってっ……吸って……」
「倉科っ」
高梨が強く抱きしめてきたかと思うと、再び濃厚なキスをしてきて口内を滅茶苦茶に犯す。
「っ、俺に吸ってほしいんだ? もうミルク出なくなるくらい吸って弄りまくるけど、いい?」
「はぁっ、もっいいからっ、ミルク出したいっ、強く吸って、搾乳して、っ……あっあぁああんっ!」
息を荒げながら、高梨が乳首にむしゃぶりついた。願ったとおりいきなり強く吸われ、全身に雷のような快感が走り抜ける。
れろ、ちゅく、ちゅく、れろっれろっれろぉっちゅっぢゅうううっ
「あ゛ああッあんっやっ出るっミルクっ…あッあひっあぁあッ!」
びくっびくんびくんっ びゅっ、びゅくっびゅくっびゅーーーっ……
あまりの気持ちよさに腰をガクガクさせながら、絶頂と共に乳首と、触られてもいないペニスからもミルクが噴き出した。
「あーすげ…。溜まってた濃いミルクおいしいよ」
「あああッやっ、あッあんっあんっあんっ」
勃起した乳首の側面を舌で舐めながら、全体を強く吸われる。片方の乳首は指で転がされ、捻られる。親指と人差し指で摘まれてぎゅっと力を入れられるたびミルクがびゅーびゅー飛び出して、まるで牛の搾乳のようだ。屈辱的で、酷く興奮して全身が甘く痺れる。
「あひっあッあんッ、んっふああっいいっ、あぁんッ」
「っ可愛い。こんなエロ乳首、5日も放置しちゃ駄目だったね。これからは俺が、毎日たくさん吸ってあげるから…」
「んっあッあッあッあんッ」
ちゅっちゅっ、れる、れる、れろれろ、ちゅくちゅくちゅくっちゅくっぐりっぐりっぐりっぐりっ
恐ろしいことを言われた気がするが、乳首が気持ちよすぎてそれすら興奮に変わる。
「あッみるくっ出ちゃうっ、あんっあひっあ゛っいっああッ」
びゅっ、びゅっ、びゅくっびゅくっ、びゅくんっ
高梨の言うとおり、相当溜まっていたらしい。ミルクは出しても出しても止まる気配はなく、敏感さと疼きは増すばかりだ。
「――っ、倉科っ……」
「っあッやっ、やめっ……」
不意に高梨の手が、パジャマのズボンの中に入ってきた。触ってもいないのにびしょびしょな下半身が恥ずかしくて隠すように脚を擦り合わせるが、高梨は性急にパンツをずらしてしまう。
「びしょびしょになってる。俺に乳首弄られて、こんなに感じて……淫乱」
「あぁっ……」
「倉科のお尻に挿れたい。ね、乳首弄られながらお尻の中ずぼずぼされるの、好きだろ……?」
「っぁっはぁっ、あぁ……」
想像しただけでアナルがきゅんきゅんと収縮し、腰が揺れる。高梨はその反応を見て目をギラギラさせると、パンツの脇からひくつくアナルに指を押し入れる。
「ひああッ! んっあッはぁっ」
ぬちゅ、ずっ、ずぶ、ぬぶぶぶっ
びくっびくっびゅっびゅるっびゅーーっ
ずっぽりハメられた瞬間、イったみたいに乳首からミルクが噴出す。
「うわ、すげ……」
「やっあぁっミルクがっ、みるな、あッ、みないでっはぁんっ」
アナルの中を擦られるたびに、触られてもいない乳首からミルクが飛び出す。どうしようもなく卑猥で自分でも直視できない。恥ずかしくてたまらない。
「見るなとか無理。もっとやらしいとこ見せて」
「あぁッ、んっ、あ゛ひっ」
ずっ……ぬぶ、ずぷぶぶっ
高梨は指をゆっくりと動かして、ぎゅっと締め付けてくる中の粘膜を抉る。ぞくぞくするような快感に全身が震え、また乳首ミルクが噴出す。胸の周りはミルクでビショビショに濡れてしまった。
高梨は目に焼き付けるようにギラギラとその様子を見つめている。
「ここがいい? すごいね、指マンするたびに射精みたいに乳首ミルク出てるよ…っ」
「あひッあんっあんっあんッ」
ズッ、ずぶっずぶっ、ヌ゛ッヌ゛ッヌ゛プッ
びゅっびゅっびゅくっびゅくっびくんっびくんっ
指がゆっくり抜き差しされる。決して激しくはないのに感じまくってしまう。触られず放置されているのに乳首はジンジン甘く疼きっぱなしでミルクを噴出し続ける。
アナルを犯され、その快感だけでミルクが噴出し、それを高梨に全て見られている。たまらなく恥ずかしくて屈辱的で、なのにゾクゾクが止まらない。
「はぁ……やらしすぎるよ倉科。こんな姿、俺以外の奴には絶対見せられないよね?」
「ああッ、んっ、ふぁっあッあたりまえ、」
本当は高梨にだって、というか高梨こそ絶対見せたくない相手の一人だったが、これ以上他の人間に見られるなんて想像しただけで頭がおかしくなりそうだ。睨みつけてやると高梨と目が合って、また唇を塞がれる。
「ん……」
「ふ、ぅ…ん、ん、んっんっ」
舌をねじ込みながら、高梨が今までより抜き差しのスピードを速め抉るようにピストンしてくる。
感じすぎて、喘ぎすぎて息が苦しい。舌で高梨の舌を押し戻そうとするが、絡めとられて一層キスが深くていやらしくなるだけだった。
ちゅっ、ちゅっ、ちゅく、れろ、れろ、れろ、れろ、ちゅく、ちゅくぢゅっ、ぢゅうっ
ずぶっずぶっずぶっずぶっぬぶっぬぶっズブッズブッズヌヌッ
「ん゛っんンッ……んっふ、ん」
触られていないペニスと乳首がどんどん濡れていく。本当に苦しくておかしくなりそうで、拓海は必死に高梨の腕を掴んで引き離そうとする。
「んっんっんん……ふぁっ、はあっ、アッはぁっんあッ」
「んっ…、ごめん、もう乳首我慢できないんだ? 触ってあげるから」
何か誤解があるようだが訂正する間もなく乳首をねっとり舐められ、喘ぐことしか出来なくなる。
「あぁんっあひっあっらめ、んっああッ」
「はは、すげ……これ以上放っといたらシーツまでミルクでぐちゃぐちゃになるところだったね。ハメてる間、ずーっと舐めて吸っててあげる、」
「やっあッあッあッ」
ぬる、ぬる、ちゅ、ちゅく、ちゅく、ちゅくちゅくっ、ぢゅううっ……ちゅく、ちゅく……
ずぶっ、ずぶっ、ずっぷ、ずっぷ、ぐりっぐりっぐりっぐりっぐりっぐりっ
乳首を舐められながらアナルをズボズボと指で犯される。
舌全体でぬるぬると乳首を擦られるたびにミルクが滲んで、それが零れないようにぢゅっと吸われるとまたミルクが噴出す。アナルは乳首に呼応するみたいに収縮して締め付け、一番感じる場所に指を押し付ける。
イキっぱなしだ。全身が快感でドロドロになる。
「あっあひっあひっやっああァッもっらめっ…ああッ」
「っ、かわいい、ミルク美味しいよ、ん、」
高梨が吸いながらごくりとミルクを飲み込む。可愛いなんて言われて自分の体液を、乳首ミルクを飲まれてる。
最低だ、最低なのにどうしてこんなに熱くなって、興奮してしまうのか。分からない。快感が強すぎて何も考えられない。
「あああんっ!」
突然指が卑猥な音を立てて引き抜かれた。高梨が拓海から目を離さないまま、ギンギンに反り返った怒張を取り出してこちらへ向けてくる。その目は飢えた野生動物みたいで、いつもの人を食ったような余裕はどこにもなかった。
逃げる間もなく巨大なペニスが拓海のアナルにハメられた。
ぬちゅ、ずっ、ずぶ、ずぬぬぬっ…
「あ゛あ゛ああッ! い゛ッ…アッ、ああッ」
「くっ……」
奥までずっぽり挿れられて、腰がぶつかる。もう何度もそうされたことがあるのに相変わらず中はきつくペニスを絞るように締め付け、高梨が切なげな息を吐いた。
「ちょっと、我慢できそうにない…最初から激しくするから」
「ひっやっあ゛っああッ!」
一方的な宣言と共に、高梨は拓海の腰を押さえつけ強引なピストンを始めた。
ズブッズブッズブッヌ゛ブッヌ゛ブッヌ゛ブッ パンッパンッパンッパンッパンッ
「あ゛あっあんっヤッいくっいくっ…! あっあっひあああッ」
「んっ……」
びくっびくっビクッビクッびくんっ びゅっびゅっびゅるっびゅるっびゅっビューーーっ
中を硬いカリで強くゴリゴリされたことで、強制的にペニスと乳首から白濁が噴射された。高梨は乳首ミルクを舐めとり、片方の乳首は更に搾乳するようにぎゅっぎゅっと摘んでくる。
「あひっらめっあ゛ッあんっあんっあんっ」
「あー気持ちよすぎ……っ」
「アッ喋んなっ…あッひっあああんッ」
ずりゅっずりゅっずりゅっずりゅっ、ぬぶっぬぶっぬぶっぬぶっ
びゅっ、れろ、ちゅくっちゅくっれろれろっびゅっびゅっぢゅっくりっくりっちゅううっ
中を抉られながら乳首にも快感を与えられ続け、気が狂いそうなほど感じてミルクが止まらない。
「はぁっごめん、俺も溜まってたから一回イくね、中に出すよ」
「あ゛っひっらめぇっ…アッあんあんあんあんあんッ!」
パンッパンッパンパンパンパンパンパンパンパンパンッ!
締め付けるアナルを硬い怒張で押し広げ、何度も激しくピストンしてくる。余裕がないのか乳首は噛まれ、乱暴に押しつぶされて痛いほどなのに、痺れたような強い官能が全身を駆け抜ける。
「く、いく、いくっ……」
「あんっあんっあんっ! あ゛ひっんっあぁああーッ」
ごりゅっごりゅっごりゅっズパンズパンズパンッ!
ドピュッドピュッビュルルルルルッ!
「ああぁッ…、んっあっあッ、あうっ…」
「ん、ん……」
長い射精が終わると、奥まで挿れたまま飛び散ったミルクを舐められる。指で弄られていたほうの乳首が吸われると、歓喜しているかのように更に勢いよくミルクが高梨の口の中へ噴出した。
「はぁ、やらし…、ミルク止まんないね」
「うるさっ…あっあんっ」
高梨がペニスを抜いたかと思うと、また押し挿れてきた。ほとんど間も置かず硬さが復活している。
「あ゛ひっあひっんっあッあんっんっ」
「ミルク出なくなるまで、何度でもするからね……出なくなってもハメるけど」
「やぁっんっあ゛はっうあッん」
もはや言っていることが滅茶苦茶だ。
「気持ちいい? 乳首舐めながら突くの好き?」
「あ゛っあんっきもちい、あんっ舐めながらゴリゴリ気持ちいいっあっひあぁんっ」
条件反射のようにそう答えてしまった。だって気持ちいいってことしか考えられない。口に出すと何かが開放されたみたいに更に感じて、絶頂がずっと続く。
高梨の怒張が、中でびくりとして大きさが増す。
「はぁっ淫乱……っ、もっと言って、気持ちいいって……っ」
「あっいいっ…ひっあッアッあ゛あああっ」
高梨はそう要求しておきながら、喋る余裕なんてなくなるくらい激しく腰を振って、乳首を滅茶苦茶に舐める。
ズブッズブッズブッズブッグリッグリッグリッグリッグリッ
びゅっびゅっれろ、れろ、ちゅくちゅくちゅく…、びゅっびゅっちゅううっぢゅっれろ、れろっ
「あひっい゛いっアッアッアッあんっ!」
「んっ倉科、くらしなっ……ここ突くとすごい、…っここが好き?」
「あッすきっいっあんっアッ、すき、い゛っあああッ」
「っくっそ、またイく、出すよ、奥に、種付けしてやる……っ」
「あッんっんんっ」
高梨は拓海にキスをすると、また乳首を舌で弄りながら暴力的なピストンをしてきた。
ぬぶっぬぶっズブッズブッズブッズブッパンパンパンパンパンッ!
れろっれろっびゅっびゅっれろれろっ、ちゅっちゅくっちゅくっびゅくんびゅくんっちゅくっちゅくっ
「あ゛ああんっ! いくっいくっあひっあっあああッ」
「んっ、はぁ、イくっ……!」
ズバンズバンズバンズバンズバンッ!
ビュッビュッびゅるっびゅるっびゅるっビューーーーッ!
熱いものが中に叩きつけられた。弄られすぎて痛いほど疼いている乳首は、それでもまだミルクを噴出し続けている。
「あぁああ…ん、はぁ、ひっあっ」
「ん、おいし……」
高梨が本当に美味しそうに、飛び散ったミルクを舐め取っていく。それを見て恍惚としてしまう自分が恐ろしい。
2発出して少しは落ち着いたのか、ようやくペニスが引き抜かれた。
「気持ちよすぎ……倉科って何なのホント。俺を干からびさせる気?」
「……早く干からびてくれ、永遠に」
何とかそれだけ言ってやった。しかし高梨は全く堪えた様子もなく
「あーごめん、また勃ってきた。挿れていい?」
と腹が立つくらい色気を駄々漏れにした顔で言うと、了承も待たずにまた挿入してきた。インターバルが短すぎる。
結局その後、軽く3回はハメられた。病み上がりになんという容赦のなさだろう。
4回目に突入しなかったのも、前回と同じく高梨が満足した、とかミルクが出なくなった、とかいうわけではなく、バイトから弟が帰ってきたからである。何時間やっていたのか考えたくもない。拓海は心身ともに疲弊しきっていた。
「……ちっ、帰ってくるの早いな。……ね、倉科。明日も俺が搾乳するから。いいよね……?」
ちゅ、ちゅく、れろ、れろ、ぢゅっぢゅっ
「はぁっ、あん、あっあッ、や、弟に、聞こえるから、やめっ、あぁん…」
「そうだね、でもまだミルク出てるし、やめたくないな」
高梨は言いながらまだ乳首を舐めたり吸ったりしてくる。
歯や舌が不規則に乳首を刺激して、ドロドロに蕩けた体では抵抗もできない。
「あぁっ……明日、あした吸ってもいいから、もうっ……」
「ん、分かった」
「はぁんっ」
最後に乳首を強く吸われ、ようやく高梨の唇が離れた。
(……いつか泣かせてやる……)
恨みがましく睨みつけていると、何を思ったのか熱烈なキスをされる。
「んんっ…ふぅ、ん、ん……」
何故こうなるのか。
甘ったるく舌を吸われ、意識は深い闇の底へ沈んでいった。
end
prev text