陥没 02

あり

どうしよう、やっぱり乳首がち〇ぽ以上のなにかになってる。体中の神経が集中しちゃったみたいに痺れて、扱かれるともう……。

「あっあぇっんぉ……〜〜っあっあ゛っそれ、いくっイくいっ……はあああぁん……っや、乳首でいくのっ…あっあ゛っあへぇっ」
「これでイくのですか……？　いいんですよ、我慢はお体に悪いですから。乳首でたくさんイきましょうね、ほらほらっ」
「あっお゛っあぁっあんっあんっあんあんあんっ……〜〜〜っ……」

口では小さい子に言い聞かせるみたいに優しく、手付きは最高にいやらしく乳首をこねくり回される。
敵わない。こんなに気持ちよくなっちゃって、相手は俺のことを知り尽くしている何枚も上手の男だ。敵うわけない。

くりくりくりくりこすこすこすこすっ……

「あ゛っあっあへっんっあああぁっ…イくっい゛くっ乳首だけでっ、またきちゃうはぁっあっおっ…んおぉ〜〜っ…」
「はぁはぁっ……陽彦様っ……」
「ンああっ……〜〜！？ひっ、あっあ――……」

くり、くり、ぐりぐりぐり……

どこから出てるのかわからない声が出て、腰が壊れたみたいにびくんびくんと跳ねた。恥ずかしいからって止められる余地はなかった。俺のすべてが乳首の快感に支配されてる。
びくっびくびくびくっ…びくんっ……びくっ、びくっ……

「あ゛っあああぁ……っひっ、おっ…ンッ…ふううううぅ…っ」

イッた瞬間は視界がひっくり返って何も見えなかった。イってる、乳首、すごいぃ……
気持ちいいまた乳首アクメしちゃった。乳首が危険な性感帯だなんて今まで誰も教えてくれなかった。常盤だってずっと見もしなかったくせに、いきなりこんな気持いいことするなんて。

「はぁっ、上手にイけましたね……」
「はあああ……ん、や、ふぅっ…んっ……あっあ゛っ」

あぁ……乳首ではしたなく感じてる下半身、見られてる常盤の視線はやらしい手みたいだ。一度も触らないままイった下半身がびくついて、じわ、じわと汁が漏れる。
もうパンツの中は濡れまくってる。ち〇ぽの先が汁を出すためにどくどく震えて、ズボンまで濡れてる。
実際、着衣でもわかる小さなシミができてしまった。常盤の息遣いが聞こえて、一気に下を脱がされた。

「あああぁっ……あっひっぅあっ…」
「ああ、こんなに濡らして……っ」
「んっふっあっあッあふぅっ…ン〜〜」

お漏らししたみたいな下半身も見られてしまった。恥ずかしさ以上に勃起したち〇ぽは快感を期待して、ねだるみたいに腰が動いてしまう。
でも常盤は、勃起ち〇ぽに触ってくれなくて。

「ん……こっちも濡れて、ひくついていますよ」
「やっあ゛っ〜〜んあ…そこ、ちがう、あっあ゛ッ…」

簡単に太ももを持ち上げられる。最初はなんのことかわからなくて、でも指で窄まってるところを撫でられて、分からされた。
ひくっ……ひくっ……って指を吸ってる。常盤がそこに尋常じゃない熱を向けてることに気づいたら、疼きが急激に膨れ上がった。

「指をそんなに……っ、これがほしいのですか、ああ答えなくても結構です、あなたのここがハメてと、誘ってきていますから」
「はあぁっ…ま、まって、そこっ…あっあ゛っ……〜〜っ」

ぬぷっ……ずぷっ、ずぬっ

酷い酷い。俺は待てって言ったのに、指、中に……全く未知の感覚に背筋が震えた。

「あ゛ぁっ…ひっ、やめ、ん゛ふぅっ…ぅ、……ああぁっ」
「痛みはなさそうですね、それどころか……」
「ち、ちがう、いたい、痛いからっん゛ぉっ〜〜〜っ」

常盤は厳しいけど、暴力を奮ったことは当然一度もない。痛いことはしないという信頼はあった。
痛くて嫌だからやめてって、もっとちゃんと言わなきゃ。けど、こんな声を出したら、痛くないどころか、お尻の粘膜がきゅんきゅんして、変になってるって、バレちゃう……。

「続けますよ」
「あ゛っひぃっ常盤、ずぶずぶしないで、あー……んっあんっあっあッあんッ」
「中がとても熱くなって、指に絡みついてくる……、こうしてほしかったのでしょう」
「あっあ゛っふぁっ…ん゛っんっああぁあっ…」

ぬぷぬぷ、ずぶっ、ずぶっ、ずぶっずぶっずぶっずぶっ

お尻に指を抜き差しされるのが気持ちいい。信じられないけど、ち〇ぽは勝手に勃起して汁が漏れてて、ぐっと挿入されるたびに「あんっ」て声が反射的に出ちゃう。
常盤に気づかれないはずもない。長い指で俺の気持ちいいところを見つけてはぐりぐりしてくる。

「あひっんっぉおっ…らめぇっなか、きもちい指で、ぐりぐりされてんっあっあ゛〜〜……ッ」
「っ、こんなに狭くて、ぎゅうぎゅうと締め付けてきては、もっと太いものなど到底入れられませんね」
「ん゛っあっアッ…もっと、太いの……」
「意味が分かりませんか？　確かに教えた覚えはありませんが、分かるでしょう……？」

押し殺した声で、言い聞かせるみたいに囁かれた瞬間、穴の中の、長い指でも届かない部分がきゅってした。常盤の眉間に皺が寄る。
性的な話には人より疎かった。思春期の頃には当然興味を持ったけど、そういう話を常盤にしたら露骨に嫌な顔をされたから、口にしちゃいけないことなんだと思った。学校の保健の授業と家庭教師から学ばされたときはショックだった。
もしかしたら俺も、心のどこかであの姉さんと常盤の光景がトラウマとして残ってて、苦手意識があったのかもしれない。そんなわけで俺は未経験の童貞だ。
とはいえ普通に男友達はいるし、この年にもなれば嫌でも耳年増にはなる。
――男同士のセックスは、入れる穴はひとつしかない。……今指でグリグリされてるところに、性器を――
そんなまさか、こんな狭い穴に入れるわけない。って断言したいのにできない。
だって常盤が、発情してる顔して、指で俺の穴を拡げてる。一回一回の摩擦で、ハメられることに慣らされてる感じだ。ああ、お尻溶けちゃいそう、気持ちいい――。

ずぶっ、ずぶっ、ぬぶぶっ……ぐりっぐりっぐりっぐりっぐりっ……

「ひあああぁっ……いいぃっひっ、ん゛っおっ…常盤、んっ、っ…もしかして、いれたいの？　もっと、太くて……っ、硬いの……あぁっんっンッふぅっ」
「聞くまでもないでしょう。あなたにとっては悪夢でしかないでしょうが」
「いや、そんなこと……、あぅっだって、これ嫌じゃないっ……お尻ッあっあ気持ちいいし……あっ…もっと」

もっと慣れたら、もっと太い常盤のち〇ぽを、いつか挿れられる日が来るかもしれない。想像しただけで、すごい……
そう伝えようとしたんだけど、常盤は指を抜いた。じんじん疼く奥に悶えている俺の目に、信じられないものが飛び込んできた。


「えっ……あ゛っ……はぁっ、はぁっ、う、そ……」

常盤のち〇ぽだった。嘘みたいに俺のとは全然違う。太くて長くて、カリの段差がくっきりしてて、大人の雄のち〇ぽそのものだ。色はグロくないけど血管がちょっと引くくらい浮き出てて、極め付きは引き締まった腹に付きそうなくらい反り返ってる。

「嘘ではありませんよ。あなたを見て、あなたの中に入りたくて、こんなにはしたなく勃起させているのです」
「ふーっ……ふーっ……だ、だめ、まって、もっと、あぁ……っなれないと、そんな、おおきくて太いの、お尻壊れちゃう、そんなのでなか突いたら……っン、はぁはぁっ…っぅ…」
「壊れないよう最大限努めます。……お嫌ですか」
「いや、じゃなくて……っんっあっはぁっ、ふーっ…んあッ…」

ぐり……ぐり、……こすこすこすっ……

常盤はベッドに乗り上げて俺の開いた足の間に体を入れて、いつの間にかすぐにでも挿入できる体勢になってた。凶器みたいなち〇ぽを俺の下半身に擦りつけつつ、急に乳首を指でこすった。
外に出たばかりの乳首はずっと疼いてて、ちょっと掠っただけでイッたみたいに気持ちよくなっちゃう。
しかも気持ちいいのがお尻の穴と繋がってるみたいで、奥がまた狂おしくなる。怖いのに、届くはずないのに、ち〇ぽで指では届かない奥まで擦ってほしくなっちゃって、入り口がひくついた。

「陽彦様……乳首もお尻も、気持ちいいのが我慢できないのですね、可愛らしい」
「あっあ゛へっんっおっ…だめぇっ、ちくび、おかしくなってぅのに、いじめないで、…あっあっあ゛……っ」
「ほら、こうして擦り合わせるようにするのが一番お好きでしょうか、ほら、ほらっ」
「ンああッあんっ…あっ…んっ、〜〜っ」

くりくりくりくりっ……こすっこすっこすっ……

常盤の声も切羽詰まってきてる。
そんなに俺におっきいち〇ぽ挿れたいの。入るはずないのに、ああぁ、乳首弄りのせいでもう、お尻ずっときゅんきゅんしてるこれじゃハメてって言ってるみたいだ。

「いいですか、陽彦様」
「あっあぇっあへぇっ…いいっいっ乳首っおっんっ…あーーー……」
「ああ、本当に可愛らしい……っ」

俺はもう拒否って文字が頭から消えるくらい快感に染まってた。ち〇ぽが入り口に当てられても抵抗するどころか、勝手にぐいぐいと押し付けるように腰が動いてしまって。

「陽彦様……」
「あ゛っひっあっきちゃう……っんっおっあ゛ああぁ……っ」

ずんっ……ずぶぶぶぶっ……

常盤はなんてずるいんだろう。挿入しながら乳首をくりくりされたらずっと軽くイってる感じになって、恐怖より、ち〇ぽ入れられてみたいって卑猥な欲望が完勝した。
ち〇ぽが強引に押し込まれていく。えげつないほど肉の襞が擦られながら、少しずつ奥へ奥へと。
苦しさと、指で弄られたときの何倍もの快感が押し寄せてきて、正気が保てない。

「あ゛ー……っひぅ、はいって、お゛っ…ち〇ぽあ゛う……ッ」
「ええ、……っ、私を受け入れてくれて、陽彦様のお尻が、あっ、はぁっ……」
「ンっ……ふっあっ、あ゛あっ……常盤…んっおぉっ」

常盤が嬉しそうで、ゾクゾクする。全部入ってないのにもうち〇ぽに負けちゃってる……。
まだ硬い中をあやすみたいにゆっくり腰を揺すりつつ乳首を撫でられると、中から乳首イキさせられた感覚に陥る。

くりっくりっ……ぐりぐりぐり……
ずんっ……ずぶっ、ずぬっ、ずぶぅっ……

「あ゛〜〜〜……あひぃっンっお゛っ…っひっ」
「はぁっ……イっているのですか、これが気持ちいい？　ただでさえきついのに吸い付いてきて……っ」
「あ゛っあぁあんっそれだめ、乳首いじりながら、ち〇ぽっ、もうおしこまないでへんになるっあっあ゛あああぁっ…」

気持ちよすぎて怖い。乳首でイきそうなのか、お尻を犯すち〇ぽでイきそうなのか、よくわからない。
ち〇ぽが強引に進んできて、奥の方に当たった瞬間腰が浮き上がった。

「あぁんっ…あ゛っあたってるお゛っ…ああああぁっ」
「ここ？　っ締まる……気持ちいいところに届きましたか？」
「んっそこだめ、抜いて、イッ…あっあぁーっ……」

ずんっ……ずぬっ、ずぬっ、ずんっずんっずんっ

抜かれたと思ったら勢いをつけて押し込まれて慄いた。暴力的な快感が襲ってくる。常盤はさっきまでの慎重さが嘘のように腰を遣い始めた。 こうなったら絶対に射精するまで止まらないと確信するような、肉の襞を抉るピストンだ。

「あひっんっお゛っああぁっ…あっすごいこんなのっ…あ゛っち〇ぽ、おっきいっああんあんあんあんあんっ」
「辛いですか、小さくできるものならしたいのですが……っ、あなたがまるで、媚びるように扱いてくるから」
「あぇっあへっ…んっふうぅっ…こびてなんて、あっああぁんっ…それっやば乳首くりくり…しながらピストンっおっいっ、いっちゃうんっあっいっちゃうからやめて、あっあッあッ」

くりくりくりくりくりくりっ
ズンッズンッズンッズンッズンッごちゅっごちゅっごちゅっごちゅっ

こんなのやばい。ずっと隠されていた性感帯を三箇所同時に責められて、逃げ場はどこにもない。
腫れ上がった乳首を指先で転がして、そうしながらガンガン腰を遣う常盤は、俺を一番感じさせてしまう方法をもう会得したらしい。
乳首をひねられて、奥を突かれて、俺の中の全部が白旗を上げた。

「イってください、ほらっほらっ、私のものでいくらでも気持ちよくなってください」
「〜〜っあっああっ…いくっいくいくいくっ…あ゛ーおしりでっいっちゃうっんっあっいっ……――……」

びくびくびくびくっびくっびくっびくっ……
ズンッ……ズンッ……ごりゅっ、ごりゅっごりゅっ……

あー俺、乳首とち〇ぽでイかされちゃった……昔から知ってて、心の中で憧れてた常磐に……。
変な意味じゃなく信頼してたのに、いつもの面影はない。息荒くして奥まで抉るために腰ガンガン振ってきてる。完全に雄として俺を屈服させにきてる。
でも常盤、欲情しててもかっこいい。男同士とかどうでもいいか……ってぼーっと思っちゃうくらい、もう体だけじゃなく俺の脳が雌として悦んじゃってる……

「あぁあ……はぁっはぁっ……んっおっひあああんっ」

絶頂の余韻に浸っていたいところだったけど、常盤はまだ一度も出してない。抜き差しを続けられると俺のイってる感じも止まらなくなる。ち〇ぽでイく一瞬の快感とは全然違うって思い知らされる。

ズヌッズヌッズヌッ、ぱんっぱんっぱんっぱんっ
こりっこりっこりっこすっこすっぐにっぐにっぐにっぐにっ

「あ゛っあへえぇっ……あっ常盤、いってぅおれずっと、あッあッ乳首いいっ、くりくりやめて、ずっと、いきっぱなしになっちゃうっ…」
「やめませんよ、ずっとこうしてやりたかったんです……、この隠されていた乳首を外に引っ張り出して、淫らな穴で私のペニスを……こうして好きなだけ抜き差ししてやりたかった」
「い゛っんっふぅっおッ〜〜〜っ……」

くりくりくりくりくりくりっ
ごりゅっごりゅっズバンッズバンッズバンッ！

言ったとおりにち〇ぽの抜き差しがもっと激しくなって、俺は白目を向きそうになる。
最初よりち〇ぽが硬く、大きくなってる気がする。張り出したカリの部分が敏感な内壁に引っかかって、ち〇ぽでずりずりされてるって実感が高まる。
乳首はもう感じすぎて意味わからない。意識飛んじゃいそう。
俺は熱に浮かされて、常盤の頭を引き寄せた。

「ンっ……ふぅっんぅっん゛っ」
「……っ、ん……っ」

乳首を弄り続ける常盤を咎めるみたいに、濡れた唇にキスをした。思ってよりちょっと柔らかくて、思ってたよりずっと熱い。
さっきからずっと、キスしたらどんな感じか想像してた。お尻でイかされて脳が雌になって、気持ちいいことなんでもしたくなってる。
常盤は驚いたみたいだけど、すぐ舌をねじ込んで絡めてきた。

れろっ……れろっ、ちゅく、ちゅくちゅくちゅく
ズンッズンッズンッズンッズンッ、パンパンパンパンパンパンッ

「ンっん゛ん゛〜〜……っふっんっんぅっ」

常盤の舌は唇より更に熱くて、口の中の敏感なところを舐めてくる。一回したらもうそうするのが当然というように、離れてもまた舌が絡まってくる。
これやばい。乳首から気を逸らすためのはずが、ディープキスしながらの生ち〇ぽで突かれるの、やらしすぎる……。
ピストンは激しさを増して、奥まで突っ込んでるのにパンパンと肌がぶつかり合う音の感覚がどんどん短くなる。

「ん゛っふうっ…んぉっおっ…あっアッまた、いっちゃう常盤、っいいあっあっあ゛ッ気持ちいっ！」
「はぁっはぁっ……私も、出しますよ、あなたの中に出していいですね」
「あっ中に……？うそ、んっあっ……ああっ…」
「あなたの肉襞が……っ、絡みついてきて、中に出してとねだってきているんです。それに……自らキスまでしてきておいて、今更嫌とは言わせません」
「あぁっ……んっん゛ッん゛ッ……」

ちゅ、れろ……くちゅ、くちゅ、くちゅっ……
パンパンパンズバンッズバンッズバンッ！バチュッバチュッバチュッバチュッ

初めてなのに中出し。常盤は俺とことん堕とす気なのかな。もう堕ちてるけど。中だしする気満々の強引な叩きつけピストン、気持ちよすぎて腰が動く。

「っ出しますよ、陽彦様、陽彦様っ……！」
「ああぁっ…だ、だして、常盤、だしていいよお尻の中にせーし、びゅーびゅーしてっ……っんっふぅっ……ん゛ッ……〜〜〜〜〜っ」

ぬぶっぬぶっぬぶっぬぶっパンッパンッパンッパンッ！

ち〇ぽが中で膨れ上がって、キスハメされて、多幸感を覚える。
常盤が射精したがってるのが伝わってきて、俺も大きな波がきそうで身を任せてたら、常盤は舌を吸ってガンガン腰を遣いながら、更に乳首も押しつぶしてきた。

くりっくりっぐりぐりぐりっ……
パンパンパンパンパンパン！ごちゅっごちゅっぬぶっぬぶっぬぶっぬぶっ！

「んっおおぉっ…ん゛ッんっふっん゛ん〜〜……」
「陽彦様っ……イくっ、はぁっ、……んっ、ん゛っ……」

ビュルルルルッ！　どびゅっどびゅっ、びゅーーーーーっ…

顔を見られてないのがせめてもの幸いだった。視界がぐるんぐるんして、常盤の舌に舌をこすりつけることくらいしかできない。
乳首と口内とお尻の奥の快感が一つになって、俺はとんでもない絶頂に放り投げられた。
ほぼ同時に中に咥え込んだち〇ぽが激しく脈打って、精液が勢いよく俺の中に入ってくるのがわかる。
なんか色んな意味で、一つになっちゃった感じ……。あーーーだめ、いい、気持ちいい……

「んっ……ふあああっ……あっあぁっひっあ゛ッ……」
「ん、……陽彦様、……はぁっ……」
「あ゛〜……まだでてぅすごぃあっあ゛っんぉっ…」

びゅるるるっ……びゅるっびゅるっ……

「常盤……はあぁっ……」
「ああっ……く、……っ」

こんな気持ちいいこと、世界中探したってきっと他にない。少なくとも合法的な範囲には絶対ないと思う。
全部どうでもよくなる気持ちよさ。

「……申し訳ありません、主に対して、このような……」

二人の乱れた息が混ざる中、常盤に謝られた。
なんで謝るの。俺がち〇ぽで悦びまくったって、わかってるくせに。
そりゃ最初はびっくりしたし怖かったけど。射精したら我に返って謝るってことは、もう後悔してるのかな。確かに今までの常盤の人間性からするとありえない行為だったわけだし。
姉さんと揉めたの時を思い出す。ああやってあっさり俺から離れる気だったらどうしよう。

「なんで謝るの？……俺、きもちよかったのに……ぁあはぁっ……」
「――お嫌ではなかったのですか」
「嫌じゃなかった……乳首も、お、お尻も、こんなに気持ちいいなんて全然知らなかったのに、常盤がいっぱい、エッチなことするから……はぁ、ぁっ…」
「……」
「もし常盤が離れたら、俺、こんな体どうしたら……」
「いいえ、私はずっとあなたの傍を離れません」

常盤は即答した。それはいいんだけど、同時にピストンも再開した。
さっき出したのに。気づけばち〇ぽがバキバキになってる……。

「あッあんっ…んっ、ちょっとまって、まだっ…イッてる余韻がっ…あっひああっ」
「またしてほしいとおっしゃったのは陽彦様でしょうっ……」
「いや今すぐというわけじゃなくてっ……あっお゛っ乳首っ、あーだめ乳首ハメっんっいいっあっあへぇっ」
「素直な方だ。とても可愛い……」

硬いち〇ぽに気持ちいいスポットをぐりぐりされて、器用な指で乳首をぐりぐりされて、もちろん俺はすぐに屈した。
そして俺の合意を得た常磐は、とんでもなく執拗だった。

ズンッズンッズンッズンッズンッ、ごりゅっごりゅっごりゅっごりゅっ

「あぅっんっおほおぉっ…あっやめっもうっあ〜〜……」
「はぁっ……また出ますよ、一度や二度で済むと思わないでください」
「やああっもっしんじゃうっお゛っ〜〜〜」

パンッパンッパンッパンッ！
くりっくりっくりっくりっくりっ
ドビュッドビュッビューーーーーーーーッ……びゅるるるるっ……

「あ゛ああああっ……ひっ……あーっ……おくっ、でてぅ入っちゃだめなとこに、せーし……」
「ふーっ……陽彦様……孕んでしまえばいいのに……」
「あ゛っ……おっ」

びゅるぅっ……びゅっ……びゅーー……
ぐりゅっ……ぬ゛ぶっ……ぬ゛ぶぅっ……

俺たちの主従は、秘密の関係を伴って無事続いてる。
例えば「外で決して淫らな乳首が露見しないよう、訓練しましょうね」とか真顔で言われて、すっごいエッチなことされたり……。一回引っ張り出されたらもう元には戻れなくなった敏感乳首と一緒で、俺達の関係も今まで通りとはいかない。外で乳首勃起しちゃったら常磐にお仕置きされるから気をつけなきゃいけなくて、でもそれを想像したらもっと勃起しちゃって……。
めでたしめでたしと言えるかは微妙だ。どんどん常磐がいなきゃ駄目な体になってることに危機感がなくもないけど、「一生離れません」って言われてるから、いい……のかな。
どっちにしろ俺の乳首をどうにかしてくれるのは常磐だけで、今気持ちよくて幸せなのは間違いない。


end


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