罰ゲーム02
あり
俺は横暴な態度をとってみることにした。無駄に金を使わせて、無駄に悪態をついて……
「悪いなー、食い物頼みすぎたかも。選べなくてさ」
「いいよ」
「今の乗り物ショボかったなー、見かけ倒し」
「そう?」
「……い、妹が今体調崩してて、土産買ってこいってうるさくてさ。でかいぬいぐるみがいいとか言ってたけど、結構高いな」
「俺が出すよ」
「はあ、しんどい……」
「……つまらない?」
大川がちょっと沈んだ声で俺の様子を窺ってきた瞬間、何かがぷつりと切れた。これ無理だ。
「俺最低だ……」
「一希先輩?」
大川を傷つけたくないから、なんてただの奇麗事だ。俺が悪者になりたくなかった。嘘の告白をするような奴だって知られたくなかった。
金を出させても態度を悪くしても、大川は嫌がるどころか俺を気遣ってくれる。嫌われなきゃなんて思いつつ、大川がまだ俺に好意を持っているのだと確認するたびに安心してた自分に気づいて、すごい自己嫌悪。
「ごめん、せっかく遊びに来たのに。ちょっと余計なこと考えてて」
「……一緒にいるの嫌になったのかと思った」
「違う! てかお前こそ、俺のこと嫌にならないのか。無駄に金使わせるし。帰りコンビニで下ろしてすぐ返すから」
「返す必要ない。最初に今日は俺が出すって言った」
「いやそれはおかしいだろ。お前は後輩なんだしそもそも俺が付き合ってって頼んだ立場なんだから、お前が俺に奢ったりする道理はどこにもない。言われてホイホイ金を出したりしたら駄目だって。そのうち騙されたりしないか心配になる」
……って、俺が全面的に悪いのに何を偉そうに説教してるんだろ。
「道理はよく知らないけど、一緒に遊ぶの結構……楽しいから、少しの金のことなんてあんたに言われるまで全く気にしてなかった。それにあんたは騙したりしないだろ」
「くっ……」
罪悪感で胸がズキズキする。
「とにかく! 金は絶対払うし俺に不満とかあったらはっきり言ってくれ。……じゃ、遅くなったけどプール行くか」
「……プール」
大川が言葉を詰まらせて、何か考え込むような仕草をとる。
「あ、もしかしてプール嫌い? それならやめておいてまたジェットコースター乗るか」
「……いや、プール行こう」
それから閉園の時間まで、俺たちはたっぷりプールで遊んだ。
◆◇
「お前さ、この前大川と一緒にいたよな」
「え?」
友達の一人がそう言い出したのは突然のことだった。
「日曜の夜並んで歩いてるの見たんだよ。いつの間に仲良くなってんの?」
「え、マジ? もしかしてあの告白で実はくっついちゃってたとか?」
「うわーショック」
他の友達も便乗してくる。今のところ冗談で言ってるみたいだけど、俺は内心血の気が引く思いだった。
「んなわけないだろ。告白のときはキモがられたけど謝って話してみたら結構面白い奴で、たまに遊んでるだけ」
「マジになんなよ、余計怪しい」
「そういえば女子も噂してたような。一希と1年のイケメンが仲いいとかキャーキャー言ってた」
「何でそれでキャーキャー言うんだよ」
「さあ?」
学校では変な噂にならないようにあんまり絡まないようにしてたけど、会えば挨拶して軽く話すくらいはするし、たまに昇降口でばったり会って一緒に帰ったりすることもあった。それくらい問題ないと思ってたけど、噂ってどこから出てくるか分からなくて怖い。
「大川がホモだったら面白いな」
「一希って面倒見いいし、男にもモテたりするんじゃね」
「お前ら……マジでやめろよ」
真剣に聞こえないよう友達に返答しつつ、考える。
今こいつらは岩田のこともあって大川にいい感情を持ってないし、ぼろを出したら絶対食いついてきて今より酷い噂が広まるだろう。
――しばらく距離を置いたほうがいいのかもしれない。
週末になった。今日は大川が俺の家に来る。一緒にゲームしたり映画を借りてきて見たり、だらだら過ごす予定だった。
後回しにするとどんどん言いづらくなりそうで、おれ以外誰もいない家に大川を招き入れると間髪入れず切り出した。
「あのさ……俺たち、距離を置いたほうがいいと思う」
大川の顔を見れなかった。
「――何で?」
「噂になってるんだ。俺とお前が仲良くて、付き合ってるんじゃないかって。そういうの面白がって広める奴とかいるし」
「俺は噂なんて気にしない。でも一希先輩は違うんだ。俺のこと嫌になった?」
「違っ……」
反射的に顔を上げると目が合って睨まれてしまった。大川は怒っているような、でも何だか泣き出しそうな顔をしてた。
「俺は周りにどう言われてもいい。あんたと一緒にいたい」
「っ、俺はお前にそんなこと言ってもらえるような奴じゃない。お前に告白したの、本当は嘘だったんだ」
「嘘……」
衝動的に言ってしまった。もう取り返しがつかない。でももうこれ以上、嘘を吐き続けてフェアじゃない関係を続けたくない。すごくそう思った。
「本当にごめん……」
「最初から俺のことなんて、好きじゃなかった?」
「最初は、罰ゲームで……でも今は」
今は違う。と言う前に俺の唇は塞がれてしまった。
――大川が、噛み付くようにキスをしてきた。
「んんっ…!?」
「はぁっ…許さない、別れるなんて」
「っごめん、でも話を」
「聞きたくない」
一度離れた唇がまたすぐ押し付けられる。
「んっ、ん…ぅん……」
今度は舌が口の中に押し入ってきて、口腔内をぬるぬる嘗め回す。
歯列の裏を舐められるとくすぐったくて変な気になる。体から力が抜けていって、俺の舌が大川の舌に絡めとられた瞬間、甘い痺れが走って腰がびくっとしてしまった。
「んっ、んっ、ふっん、ん…」
ちゅく、ちゅく…、れろ、れろ、ちゅっ、ぬちゅ、ちゅく…
こいつ、めちゃくちゃキスがうまい。
舌がぬるぬる擦りあわされるたびに感じて、チンコがびくびくして――やばい、勃ってしまう。
逃げようとしたのに逆にぐっと強く腰を抱かれて、あろうことか大川の脚が、俺の股の間を強引に割って入ってきた。
「んん…っ、んっんっ、ぅんんっ…」
大川は乱暴なくらい激しく舌を動かしながら、太ももで俺の股をぐりぐりしてくる。
これは本当に大川なんだろうか。普段のあいつは無愛想で何考えてるのかよく分からなくて、でもたまに可愛くて……、性欲なんてあるのかって感じだったのに、なのにこんな激しく……。
ぞくぞくぞくっ びくっびくんっびくんっ
「んんっ…ん、ふ、んっん」
自分でも聞きなれないような、鼻にかかった呻き声が勝手に出てくる。チンコも完全に勃起して、汁がちょっと漏れちゃってる。それを筋肉質な脚でぐりぐりされながら激しいディープキスとか、もうわけがわからない。頭がぼーっとする。
酸欠になりそうってところでようやく唇が離れた。
「はぁっ……先輩、すごいやらしい顔してるよ。気持ちよかった……?」
「……っ」
掠れたエロい声で言われて、ますます顔が熱くなる。息が上がって涙目になってて、こんなんじゃ感じたことがバレバレで恥ずかしくてたまらない。
「大川、話を聞いて、っ」
「聞きたくない」
大川は俺のシャツをめくったかと思うと、乳首を擦った。
「あぁっ、やっ…あっんっ」
「乳首敏感なんだ…可愛い」
何だこれ。切ないようなゾクゾクするような感じがして勝手に声が出てしまう。
こすっこすっこすっ、こすっこすっくりくりくりくり、くりっくりっ
「あっはぁ…あぅっんっ、あぁっ…」
大川は俺の耳を舐めたり噛んだりしながら、両方の乳首を親指と人差し指で摘んで何度も何度も捻る。
くりゅっくりゅっくりゅくりゅくりゅ、グリグリグリぐりっぐりっぐりんっぐりんっ
「あっあっあっ、あッひぁっ…やっ、あんっ」
乳首完全に勃起しちゃってどんどん敏感になってる。切ない感じは完全に快感に変わって、指で刺激を受けるたびに腰がびくんびくんと跳ねてしまう。
「ひっあっやぁっ何で、こんな、あっああッ」
ごりごり押しつぶされたかと思ったら先っぽをすごくもどかしくつつかれたり、大川は緩急をつけて攻めてくる。
何でこんな……めちゃくちゃ上手いんだ。俺の知ってる大川と、目の前でこんないやらしいことをしてる大川がやっぱりどうしても結びつかない。
「何で……? あんた本当に何も分かってなかったんだ。だからプール行こうなんて行って、この乳首見せ付けたりできたんだ。俺の頭の中ではすごいことになってたよ。こうやって」
「っああんっ!」
「んっ……舐めて、たくさんしゃぶりまくりたいってずっと思ってた」
「あッあんっひっああぁっ」
大川の唇が乳首にキスしたかと思うと、熱い舌でねっとり舐めてきた。背筋をぞくぞくした感覚が走り抜ける。
ぬる、ぬる、ぬちゅ、ちゅ、ちゅく、ちゅく、ちゅくっちゅ、ちゅく…
「あんっ、んっ…あっあッあんんっ、あんっあぁっ」
やばい、気持ちよすぎる。ぬるぬるの舌が乳首を擦るの馬鹿みたいに気持ちいい。
「先輩、気持ちいい? すごいやらしい声出して……」
「あんっ気持ちいいっ…乳首、あぁっ乳首いいっあっあんっ」
「……っ」
よくないとかやめろとか、そんな言葉出てきようがなかった。気持ちいい。声に出して言うと何かから開放されたみたいに余計感じて、チンコから汁がドクドク出てくるのが分かる。
レロレロレロレロッちゅっちゅくっちゅくっちゅくっ、ちゅっちゅっ
くりっくりっくりっくりっぐりゅっぐりゅっぢゅううっ
片方は指でこねくり回されながら、片方は舌で何度も何度も何度も弾かれ、吸われ甘噛みされる。感じすぎてチンコがもうずっと限界状態で痛いくらいだ。イきたい。
でも自分で触るのも気が引けて、脚を擦り合わせてビクビク震えてると、大川が気づいたのかカーゴパンツの上からいきなり触られた。
「ひっあ゛ああんっ! あっあんっふぁあっ」
汁で濡れた先端のあたりを乱暴に指でぐりぐりされる。普通そんなの痛いはずなのにやばいくらい気持ちよくて、乳首も激しくされて、頭が真っ白になった。
くりっくりっくりくりくりくりっ れろれろっちゅくちゅくちゅくちゅくっ
ぐりっぐりっぬちゅっぐりぐりぐりぐりっ
「ひあぁっいくっいくっ…あッあんっあッあッあッああぁッ…!」
びくっびくっびくっびくっびくんびくんっ
乳首とチンコを同時に攻められて、俺は激しく腰を上下させながらイってしまった。
「あぁんっ……はぁっん、はぁ、はぁ……」
全身が快感の余韻で痺れる。大川の攻めが止まっても乳首はじんじんしてて甘い感覚がずっと続いてる。
大川を見ると、じっとこちらを凝視している目と目が合った。
「……っ」
いくら鈍い俺でも分かる。大川は欲情している。キモいとかは思わなかった。むしろ俺の体はゾクゾクして、今まで一度も感じたことのなかったような、どうにかされてしまいたいような衝動が襲ってくる。
「可愛かった……でも敏感すぎる。今まで触られたことあった?」
「そ、そんなの、あるわけない。お前こそ上手すぎ、……っ」
会話の途中で今度はカーゴパンツを脱がされたかと思うと、パンツまで剥ぎ取られた。
大川は濡れてぐちょぐちょになってる下半身を見つめてくる。
「っ、見るなよ、ってか話を……」
「何で見たら駄目? たくさん濡れててすごいやらしい」
「やっ……」
話がしたいのにあっさりスルーされる。大川は俺の脚を持ち上げて、チンコや玉より奥の部分が丸見えになってしまう。恥ずかしくてどうしたらいいのか分からない。
「はぁっ……そんなとこ、マジで見るなってっ…」
「嫌なの? でもここ、ひくひくしてる」
「っ、はぁ、はぁっ……」
イき方が強烈すぎたせいなのか、確かにそこ――アナルまでひくひくしてしまってる。先走りや精液が垂れてきて濡れてて変な感じがするし、じんじん疼いてて、大川に見られるとそれがどんどん酷くなる。やめてほしい。
やめてくれるはずもなく、大川の指がそこに触れた。
「やっ、んっ、んんっ」
ぬちゅ、ぬちゅ、ぬぷ……
ぞわぞわする。腰が引けるのを大川に片手で押さえつけられる。
「挿れていい? 挿れるよ」
「まっ…あッああぁッ」
許可をとってきたくせに間髪入れず指が押し入れられた。何故訊いた。と突っ込む間もなく、俺はアナルの異様な感覚に支配される。
「あッんっやぁっ…ああッ」
「きつい……」
「あっ待って、ひあっあっあんっ」
ぬぶ、ぬぶ、ぬぷ、ずぶ、ずぶっ
狭い中を、指が窮屈そうに動いて擦る。
「あんっひあっあっ、やぁあっ」
「すごいね……お尻でもそんなやらしい声出して」
ぬぶ、ぬぶ、ぬぶ、ずりっずりっずりっ、ぐり、ぐりっ
気持ちいい。チンコ扱くのとは全然違う、中を擦られると強制的に強い快感が止まらない感じ。
「どこが気持ちいい? ここ……?」
「ああんっそこっあッあッいいっきもちいっ…」
チンコの裏側のところ擦られると快感が強すぎて恥ずかしい声がたくさん出てしまう。
ぬぶっぬぶっずぶっずぶっズッズッズッズッズヌッズヌッ
大川は奥までハメたまま指の腹でいいところをごりごり押し潰してくる。
「あぁっあっあんっやっ、ああァっいくっいくっ」
ずぶ、ずぶ、ぐり、ぐり、ぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりっ
同じ場所を何度も擦られて射精の瞬間みたいな快感が襲ってくる。
イってる、と思ったけどチンコは勃起してびくびくしてるだけで精液出てきてない。大川にぐりぐりされてる間中ずっとその感覚が続いて、気持ちいい通り越して怖くなる。
ずぶっずぶっずぶっぐりっぐりっぐりっぐりっぐりっぐりぐりぐりっ
「あああ〜っもっらめっひあっあんっあ゛アッ」
「――っ」
突然、指が勢いよく引き抜かれ、大川の方を見ると。
「……っ」
大川のチンコ、勃起して反り返ってる……。年下なのに俺よりでかいし、カリは更にでかくて張り出してるし、血管がビキビキ浮き出てる。
大川、これを俺の中に挿れる気なのか。怖い、怖いしよくないことのはずなのに、俺のアナルすごいひくひくして、たまらない気持ちになる。
「挿れるよ」
「はぁ、はぁ、ま、待って、俺」
「待てない。奥までねじ込んで、滅茶苦茶に犯すから」
欲情しきった様子の大川に言われ、またアナルがひくついた。そこにビキビキした大きいのが押し当てられ。
「〜〜ッ! ひっ、あ゛ぁッ…」
ずっ…ずぶ、ずぶぶぶっ…
硬いカリが強引に中をこじ開け侵入してくる。衝撃が強すぎて息が詰まる。
「あ゛ッう、ひあ、ああ」
「っ、そんなに締め付けないで、我慢できなくなる」
「ひっやっあ゛っうッあぁッ…!」
こっちは挿れられただけで限界なのに、大川は腰を引いたかと思うとまた押し入れてきて。逃げることもできず俺の足先がびくびくと跳ねまくる。
ぬぶ、ずっ、ずぶ、ずっずぶっずぶっずぶっ
「あっあんっらめっあ゛ッあんっ」
ピストンが始まる。最初は違和感が強かったけど、指で開発されたところをカリでぐりぐりされると、もう駄目だった。
ぬぶっぬぶっぬぶっぬぶっぐりっぐりっぐりっぐりぐりぐりっ
「っ気持ちいい? ここグリグリするの好き?」
「あんっあんっいいっきもちいっあひっあッらめっあぁんっ」
「……っ」
いいのか駄目なのかどっちなんだって自分に突っ込みたい。でも本当にそんな感じなんだ。大川のチンコ硬くてでかすぎる。隙間なくギチギチにハメられてるから、抜き差しするたび中全部擦られておかしくなりそうなほど感じてしまう。
いいいいって言ってると、大川にキスされた。舌を絡めながらピストンされ、体が溶けるような快感を覚える。
ちゅっちゅく、ちゅく、れろっれろっれろっ
パンッパンッパンッパンッぐりっぐりっぐりっぐりっ
「んんっんっんっんっ…ふぁあっ」
「っ可愛い……本当は男なんて好きじゃないのに、どうしてこんなにエロいの?」
ふと大川が動きを止め、俺をじっと見つめる。興奮でギラギラしてて、でもどこか苦しげな顔をしてるように見えた。
そうだ、俺完全に気持ちよさで頭がいっぱいになってたけど、本当のこと言わなきゃ。ハメられたままでじんじん感じてるけど、なんとか伝えようと試みる。
「はぁっ…、大川、ごめん、俺嘘吐いてたけど、今は、お前のこと」
「……聞きたくないって言ったよね」
「ひああぁッ」
ぬぶぶぶっ! ずぶっずぶっずぶっずぶっぐりぐりぐりぐりっ
いきなり激しくピストンされ、強い快感で言葉なんて吹き飛んでしまう。
「あッあッひっあ゛ぅっい゛っあんッ」
「嘘でもいいよ。発言の責任はとってもらうから…っ」
「あひっあ゛っあッああッ…」
パンパンパンパンパンッ! ぐりぐりぐりぐりぐりぐりっ、ずぶっずぶっずぶうっ
でかいチンコが高速で出し入れされてアナルの中を全部擦りまくる。
「あああっいくっいくっあぅっあ゛っひああっ」
イくっていうかずっとイってる。普段一瞬で終わる強い快感とびくびくって痙攣が終わらない。変になる。
「あひっあ゛ッもっらめっあ゛ッあんあんあんッ!」
「っ……俺もイくよ、あんたの中に、種付けしていい……?」
「あ゛あっあっいっ…あッああっ…」
俺は必死に首を縦に振った。種付けなんて男に使う言葉じゃないはずなのに大川に囁かれると無性に興奮して、そうしてほしくてたまらなくなる。
「はぁっ一希、一希……先輩、くそ、可愛い…っもう出るっ…」
「あんッあんッあひっあ゛あッあッあッあんッ」
ヌブヌブヌブヌブッぐりぐりっぐりゅっぐりゅっぐりゅっぐりゅっパンパンパンパンパンパンパンパンッ!
「くっ……!」
「あんあんあんあんッ! あひっあああッ…」
びゅっビュクッビュルッビューーーーーッ…
痛いほど強く腰を打ち付けられた後、宣言通り熱い液体が全部俺の中に注がれた。
「ああぁっ…はぁっ、はぁっ……」
ようやく動きが止まってもアナルはすごくじんじんしたままで余韻が消えない。その状態のまま、大川に強く抱きしめられる。俺も考えるより先に体が動いて、大川を抱きしめ返した。
俺の本心をちゃんと言おう。嘘を吐いてたんだから、すぐには信じてもらえないのは当たり前だ。だから大川が分かってくれるまで何度でも言おう。俺は――。
「大川、俺……ああんッ」
抱きしめた体勢のまま腰を動かされ、それ以上言えなかった。いつの間にか硬さを取り戻してるチンコに中をぐりぐりされて大川の体にしがみつく。
それでも俺は言うんだ、お前のことが――。
「ああッそこっあんっひああッ、いいっきもちいいっあんッああんっ」
end
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