もしも白い秘密拓海の母乳が出なくなったら


あり


〜前回までのあらすじ〜
乳首から母乳が出るという秘密を高梨に知られ、犯されてしまった拓海。
しかしある日、いくら乳首を触っても母乳が出なくなったことに気づく。
絶望的な状況から一転、拓海は幸せの絶頂にいた。
〜あらすじ終わり〜



本当に久しぶりに、傷あてパッドを貼ることなく、インナーも着ずに登校した。

「拓海何か今日機嫌いいね?」
「ああ、よく気づいたな。俺は今生まれ変わったような清清しい気分だ」
「全然意味分かんないけどよかったね」

久保の適当な言葉も全く気にならない。
正直まだシャツに乳首が擦れるとじんじんしてしまうのだが、おかしな液体が出ないのならそれくらい些細な問題だ。

「おはよー」
「おはよう」

女子に対して心の底から愛想を振りまける。今までは忌々しい肉体のせいで敬遠してきたが、これからは心置きなく女子と仲良くできるのだ。素晴らしい。

「おはよ……う」

教室に入ってきた生徒にも反射的に笑顔で挨拶すると、タイミングの悪いことにそれは高梨だった。
高梨はほんの少し目を眇めると、「おはよ」と返してきた。

一瞬ビクっとしてしまうが、考えてみればもう高梨にびびる必要はないのだ。脅しの材料だった母乳は出なくなったのだから。
逃げるようにそそくさと自分の席に戻ったのは、決してびびったからではない。もうすぐホームルームが始まるからというだけだ。


――だがしかし。1時間目後の教室移動中、拓海はあれよあれよという間に誰もいない特別教室に連れ込まれた。高梨の手によって。

「なっ、何だよ!」
「倉科……どうしてパッド貼らないで、シャツ一枚だけなの?」

高梨の目が据わっているのは気のせいだろうか。
――いや、ここで怯んではいけない。

「聞いて驚け、俺の体は正常に戻ったんだ。母乳なんておかしなものもう出ない…っあぁッ」

喋っている途中で、シャツ越しに乳首を押しつぶされ体に電気が走った。

「本当に出なくなったの? でも、エロ乳首勃起してシャツから透けてたよ? ほら、こりこりしてる…」
「やっあっやめっ…あッあぅん…」

おかしい。治ったはずなのに、高梨に指でぐりぐりされると腰が甘く痺れて、力が抜けてしまう。母乳が出る感じはしないのに何故だ。

「シャツ押し上げてるピンク乳首見せられながら微笑まれて、俺がどんな気分だったと思う? 他の奴らにもエロい体晒して、」
「あぁっ…やめろってっ、ンっ…ふぁっ」

こすっこすっ、くりゅ、くりゅ、くに、くにっくにっ

親指を上下に動かして、それぞれの乳首を押しつぶしたりこねくり回される。いやらしい声が止められない。

「母乳が出なければエロ乳首見せてもいいと思ってるの? 女の子だって母乳なんて出なくても皆ブラつけてるでしょ。女の子よりずっと敏感なくせに」
「はぁっもっやらぁ…ぁあ、んっ、」
「気持ちいい? ね、吸ってもいい?」
「やっ…、あぁんっ…」

――舐められたりしたら、こんな休み時間中だというのに、もっと気持ちよくなってきっと理性がどろどろに崩壊してしまう。
そんな想像が体をひくつかせ、ろくに抵抗もできないままシャツを肌蹴られてしまった。


「あっああぁんっ! んっ、んぁっあぁっ」

れろ……ちゅ、ちゅく…、ちゅく…ぢゅっ、ぢゅううぅ

どれくらい時間が経ったのか。拓海はひたすら乳首を責められていた。
変な体質は治ったと思っていたのに、舐められると腰が蕩けるように感じて、ついには乳首だけでイってしまった。
高梨は何が楽しいのか全く飽きることなく乳首に夢中になっている。乳輪ごと吸ったかと思うと口に含んだままねっとり舐め、細かく舌を動かして刺激してくる。

「あぁあっ…なんでっ、みるく出ないのにっ、あぁっ、なんで、こんなぁっ…」
「はぁ…気持ちいい? 声いやらしくて、興奮する…。俺が開発したから、倉科は淫乱乳首になっちゃったんだよ。可愛い。ん…」
「やっあんっあんっあんっ」

腰が震えて、勃起したペニスを高梨の体に擦り付けてしまう。そうすると高梨の硬くて大きいものにも当たってしまって頭がくらくらする。
そうこうしている間にスラックスを脱がされてしまった。

「…本当にミルク出ないね。でもここ弄ったらどうかな。前にしたときは」
「あッああっ」

倉科の指が性急に下着をずらしてアナルに触れる。

「ここにハメたら、突くたびにミルクがビュッビュッって飛び出して、泣きじゃくりながら喘ぎまくって…すげえエロかったよね」
「やあぁっ…あ゛っああっ…」

ずっずっずぬ、ずぬ、ずぶううっ

「あ゛ひっああっ、やっらめっ、あんっ」
「んっ……」

ぬちゅ、くちゅ、ぬっぬっ、ぬる、ちゅくっちゅくっ
ずぶっずぶっ、ぬぶっ、ぬぶっ、ぐりっぐりっぐりっぐりっ

乳首を舐め吸われながら指を出し入れされ、母乳なんて出ていないのにすごく感じる。

「やあぁっ…もっみるく、出ないからっやめろっ…あぁっんっ」
「そうだね……俺がまた、出るように開発するよ。ミルク出るまでずーっと舐めて、突きまくってやるから…っ」
「いらなっあっああああんっ!」

指を引き抜いたかと思うと、間髪入れず巨大な怒張がねじ込まれた。

ずっずぶっ、ズンッズンッズンッ

「あーっきっつ…ミルク出なくなっても淫乱なのは変わらないね、俺の咥えこんで離したくないって言ってる」
「いってなっああっあんっあんッあぁあっ」
「奥ぐりぐりしながら乳首舐めたら、今度こそミルク出ちゃうかもね。してほしい?」

腰を動かしながら、高梨は殺人的に色っぽい声で囁いてくる。

「やらぁっ…、ミルク、いやだっ…、あぁっんっ、ぁあっ」
「本当に…? 乳首、舐めてってビンビンに充血して、俺を誘ってるよ?」
「っ…やっ、ぁあ…」

奥までハメて、その上乳首を吸われたら、本当にまたミルクが出てきてしまう気がしてきた。
体がそれを求めているみたいにぞくぞくして、でも微かに残った理性が絶対駄目だと言っていて、たまらなくなる。

「っ、…おねだりさせたかったけど俺が我慢できそうにない。次は堕としてやるからね…っ」
「っあ゛っあああんっ!」

ちゅくっちゅくっれろっれろっれろっれろっ
ずぶっずぶっずりゅっずりゅっパンパンパンパンパンパンっ!

嫌だと言ったのに、高梨は乳首を吸って片方を指で弄りながら激しくピストンしてきた。
快感が強すぎて頭が真っ白になり、拓海はイった。

「あ゛あんっいくっ…あっあッやっいくいくっ! ああああッ」
「っすげっ…ん、俺もイくよ、倉科の中に、出すからっ、く、いくっ」

パンパンパンパンッ!バチュンッ! ヌプッヌプッ、ズプウッ!
ビュッびゅくっびゅるっどびゅっびゅーーーっ

指で乳首をめちゃめちゃに転がされながら何度も奥を突かれ、敏感になりすぎた体の中に熱い液体が大量に注がれた。

「はぁっああぁ……、う…」
「ミルク出なくても、淫乱なのは変わってないね…。またミルク出るまで何度でもヤろうね」

高梨が深いキスをしてきた。拓海としては正常になったと思っていたのにあっさり犯され感じまくってしまったことがショックで、嫌味を言う気力もない。

「そうだ、俺が男用のブラジャー探して買ってきてあげるよ。つけたままでも俺が弄ってあげられるようなデザインがいいな。もちろん普段は絶対に透けて見えないように、上にインナー着ないと駄目だけど」

最早今までより悪化している。意味がわからない。

end

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