新入生大歓迎
あり
大学生の春と言えば新入生歓迎コンパである。
斎藤渉の胸は高鳴っていた。田舎から上京したばかりの大学1年生にとって、それは一大イベントであった。
「あっ渉君、こっちだよ」
戦場である居酒屋に着くと、数人の男女が談笑している中、灰谷という3年生が手招きしてくる。
彼は同性なのにとても親切に、熱心に誘ってくれた。イケメンの上男にも親切だなんて、とても感じのいい人だ。だからこのサークルに決めたのだ。
いきなり女の子の隣に行く勇気は無かったので、ありがたく灰谷の傍に座らせてもらう。
「何飲む?」
「ええと、じゃあ……」
可愛い女の子がいることに内心ドキドキしているうち、乾杯の音頭でコンパが始まった。
結論から言うと、あまり女の子と話すことはできなかった。冷静になれば仕方が無いだろう。男女比はさほど偏っていないが、このサークルの先輩は結構格好よくて気さくな人が多い。田舎っぺの1年がいきなりどうこうしようなんて無茶な話だ。
しかし、それで言うなら灰谷がほとんど動かず渉の傍にいてくれるのは意外だった。話したそうにしている女の子もいるのに。
きっとまだ親しい人のいない渉を気遣ってくれたのだろう、と思い至った。本当にいい人だ。
「お前、全然飲んでないな。弱いのか」
「いや、まあ飲みなれてなくて」
「今日くらい羽目を外せよ。ほら」
灰谷とは逆隣に座ってきたのは金崎という、灰谷と同じ3年生だ。こちらはガタイがよくてちょっと強面で、正直若干怖い。
「金崎、渉君に無理に勧めるのはやめろよ」
「はあ? 何いい子ぶってんのお前」
「いやあの、いただきます…っ」
二人が言い争いになってはよくないと思い、あまり慣れない酒を呷る。
「おー、いい飲みっぷり」
囃し立ててきたのはちょっとチャラい感じの2年生の小宮。仕方ないけど徹底的に周りが男ばかりで女の子が遠い。仕方ないけど……。
とはいえしばらくすると何だか体がふわふわしてきて、楽しくなってきた。
「……あれ?」
はっと目を開けると、渉は見覚えの無い部屋にいた。
「目が覚めた? ここ、俺の部屋だよ。体調大丈夫? 気持ち悪くない?」
「はっ、はい、ちょっとふらふらしますけど……」
「ならよかった。君酒飲みの資質があるよ」
灰谷がにこりと笑う。どうしてこうなっているのか……と必死に頭を働かせ、顔が青ざめてくる。
「すっ、すみません、俺、途中から記憶が……」
「ああ、お前酷く酔ってたからな」
「ホント、ここまで運ぶの大変だったんだよ〜」
何と部屋には金崎と小宮もいた。どうやら彼らに男を運ばせると言うしょうもない仕事をさせてしまったらしい。
「ああっ、迷惑かけてすみません!」
「いいんだよ、無理に勧めたのは金崎なんだから」
「でも、女の子をお持ち帰りとか、する予定だったんじゃ」
主にチャラい小宮に対してそう言ったのだが
「だから持ち帰ったんだよ、君を」
灰谷が爽やかな笑顔で、突然渉を押し倒した。
「あぁッ、いやっ、あっやぁっ…」
「あー可愛い。乳首可愛いね。たくさん舐めてあげるから」
「ほら腰上げろ斎藤。脱がせにくいだろうが」
「あー渉の脚きれい……んっちゅっちゅっ」
3人に体をまさぐられ、渉は混乱の中にいた。酔いがまだ冷めていなくて頭がぼうっとしてうまく考えられない。
灰谷は性急に渉のシャツを捲りあげ、乳首を視姦してからねっとりと舐め、片方は指でぐりぐりと押しつぶしてきた。
「あんっ! やっぁ…、んっぁん…」
「お前がっつきすぎ。何乳首両方独占してんだよ」
「うるさいな。本当はお前らと一緒なのも嫌なのに。はぁっ渉君のエロ乳首は俺のものだよ。勃ってきた、可愛い…」
「ヤリチン野郎がよく言うよ。誰が斎藤を運んだと思ってんだ。まあ俺はこっちを可愛がってやるよ」
「やっアッ、なんで、きたなっ、あっ、んんっ」
金崎はジーンジを脱がせ、あらわになったペニスをいきなり咥えた。
「あぁっ、んっ、やぁっ…はぁっ、あっ…」
「渉すげーエロい…。男にされて感じちゃうんだ。あー足可愛い」
「やっそこ、やっ、あぁんっ…」
小宮は足を舐めてくる。指の間に舌を差し込み何度も何度も抜き差しされるとくすぐったくて、それだけじゃないぞわぞわが背筋を走った。
「はぁっ、足フェチとか気持ち悪いね。渉君、エロい声出ちゃうのは乳首責めされてるからだよね。乳首が気持ちいいんだよね、小さいのにこんなにビンビンにして…」
「馬鹿、フェラのほうがいいに決まってるだろ、エロい汁出てるぞ、ん…」
「あー足可愛い、おいしいよっちゅっちゅっ」
「あひっあんっあんっやらぁっ…あっあッあッ」
ぬちゅ、くちゅ、くちゅ、じゅぶ、じゅぶ、ぢゅるるっ
3点を同時に舐められ、卑猥な音があちこちから聞こえる。粘膜のぬるぬるが、熱に浮かされて敏感になった体に一々強い刺激を与えて、ものすごい官能を生んだ。
「あぁんっ……はぁっ、あぁっ…」
「っ、エロすぎ、我慢できない…っ」
「っ、あっあ゛あぁっ!」
灰谷がいきなりアナルに触れたかと思うと、ずにゅうっと指を挿入してきた。
ずっずっずぶっくちゅっ、ずちゅっずっぼずっぼ
「あ゛ひっ、い゛っヤッ…あぁッらめっ、あぅんっ」
「あーすごっ…俺のも触って、扱いて…っ」
「灰谷必死すぎ…。はぁ、俺も…」
「はぁっはぁっ渉の足可愛い可愛いっ…」
灰谷に手をとられ、すごく、硬くて熱いものを握らされる。ずっしり重量感を感じるくらい太くて、脈打ってビクビクしていて……男のそんなもの気持ち悪いはずなのに、何故か酷く興奮して息が上がってしまう。
ドキドキしながら上下に扱くと、灰谷が色っぽい声を出し、お返しとばかりにアナルの中の一番敏感な部分をぐりぐり弄ってくる。
更に金崎は、自身の勃起を渉の乳首に思い切り擦り付けてきた。
「あぅっんっあひっあッアッ」
「はぁっエロッ…乳首犯されてアンアン言いやがって…っ」
「はぁっおい、渉君の乳首に汚いもので触るなよ。っ、はあっ渉君、そんなに強く握ったら…っ」
「渉っ、足使っていい? 足コキして、ほら、はぁっ、あっ」
小宮もペニスを取り出して、両足の指で包み込むようにするとガンガン腰をつかってきた。どれだけ足が好きなんだ。
もう訳がわからない。全身を愛撫され、渉の体で男たちが勃起して、気持ちよくなっていて――ものすごく体が熱くて奥が疼く。
「…もういいよね。挿れるよ、渉君のアナルバージンもらうから…」
「えっひぁっまって、はぁ…ん、っあああああッ…」
ずっ、ずっ…ぬぶ、ぬぶ、ずっぶ、ずっ、パアンッ!
先ほどまで扱かされていた、渉の手に余るほど太くてカリ高な勃起が、渉の中にずっぽりとハメられてしまった。
「っきつい…エロいよ、渉君…」
「んっ…ぅ…」
奥まで挿入したまま、灰谷がキスをしてきた。ねっとりと舌を絡められ、ちゅっちゅと吸われるとうっとりしてしまって、少し体の力が抜ける。
「おい、いつまでも独占してるんじゃねえよ」
しかし、金崎が強引に渉の頭を掴んで引き離すと、そのまま口に自身の怒張を突っ込んできた。
灰谷のもの以上に巨大な凶器が口の中を満たして、強制的にフェラさせられる。
「あー、口マン狭くて最高。歯立てんなよ。舌で扱くんだ、ほら」
「んんーっ、んっ、ふぅんっ…」
「ちっ、野蛮な奴だな……っ」
と悪態をつきつつ、ハメられながら口まで犯されている渉の姿に興奮したのか、灰谷は性急に腰を使い始めた。
パンッパンッパンッパンッ ぢゅぶっぢゅぶっグプッグプッぐりっぐりっ
「んんっ! ぅんッんっんっんんーっ…」
「はぁっハメハメ気持ちいい? エロくて可愛いよ。ここがいい?」
ハメたまま腰を回され、内壁をごりごりと強く擦られる。どこがいいと訊かれても、全てとしか言いようがないほど中が異様に感じて、頭が真っ白になる。
「はぁっすっげ…渉、俺の握って、扱いて」
「お前は足だけでシコシコしてろよ、変態」
「だって、渉の足コキ気持ちよすぎてもうイきそうだから…最初はエロ顔にぶっかけたいんすよ。ほら、扱いて!」
「んん〜っ、…んぶぅっんっん゛ンッ」
アナルには灰谷のモノをハメられ、口は金崎のモノを咥え、手で小宮のものを扱かされ――。
(犯されてる……俺、3人に輪姦されてる、男なのに、こんなっ……)
ぞくぞくぞくぞくっ
渉はイった。体が激しく痙攣して、中のペニスをぎゅうっと締め付けてより形をリアルに感じた。
敏感になりすぎた体に、いやらしい行為を止めてくれる者はいない。フェラさせられていて制止を訴えることもできず、頭がおかしくなりそうな快感を強制的に与えられ続ける。
「っあーいくっ! 足コキでギンギンになったち○ぽいくよっ、かけてやる、ザーメン顔にぶっかけ…っいくっ」
「んんーっ! んっ、んッ…」
びゅっびゅるっドビュルルルルッ!
小宮は渉の手に自分の手を重ねると、強制的に激しく扱かせ、大量のザーメンを顔射した。
「っ渉君、締めすぎ……っ」
「ちっ俺もイくぞ…っ口マンに出してやる…ッ、くっ」
ドクッドクッ、びゅっ、びゅーーーっ…
金崎は渉の頭を掴んで激しく腰をふりたくり、口内に射精してしまった。
「んっ、ふあっ、ぁああッ…」
「はぁっ渉君かわいそう、汚いもの出されて…。俺もイくよ、あいつらとは一緒にイきたくなくて我慢してて、もう限界だから、激しくするからね…っ」
「あ゛ああああっ! あひっらめっああッあっあッあッあっ」
灰谷は渉の両手を強く握り締め、言ったとおりにガンガン腰を使ってめちゃくちゃに突いてきた。
ずりゅっずりゅっ、ごりっごりっごりゅっごりぃっパンパンパンパンパンパンッ!
「あーイくっ…! 淫乱ま○この中に、出すよ…っ」
「あんッあ゛っあっあんッあ゛あぁッ」
びゅっビュルッビュルッ、ドビューーーーッ!
「はぁっ…ぁあんっ…ふぁっ…」
あまりに強い快感に、指一本動かすのも億劫なほど体の力が抜け切っている。
しかしそんなことはおかまいなしに――今度は金崎が怒張をアナルに捻じ込んで来た。
「あ゛ひぅっやっらめ、もう、おかしくなるっあぁッ」
「おい、渉君が辛そうにしてるだろ。やめてあげなよ」
「お前に言われたくねえよ、容赦なく処女マン犯したくせに。おらっ、辛いんじゃなくてイイんだろ、斎藤っ」
「全く……ごめんね渉君。こいつ乱暴だけど我慢してね。俺が乳首ズリしてあげるから」
「じゃー俺の舐めて、お願い!」
「あ゛ひぃっやあ゛ッあ゛ッ」
じゅぶっじゅぶっじゅぼっじゅぼっずぶっずぶっパンパンパンパァンッ!
金崎は強面な外見どおり確かに乱暴で、まだキツキツな渉の中を腰を押さえつけてガンガン突きまくる。巨大で硬いものに内壁が強引に押し広げられて苦しくて、感じてたまらない。ハメられながら充血した乳首を灰谷のカリで押しつぶされ、絶頂のような快感がずっと襲ってくる。
「あー、渉すげえエロい顔。もう飛んじゃってて咥えられない? っでも舌と唇当たるだけで気持ちいいよ…っ」
「あぅっんっ、ふっ、んっあっ、…アァッアッ」
激しく犯されていてフェラをする余裕なんてなかったが、揺さぶれるたびに口に小宮の勃起ペニスが押し付けられて――半ば無意識に舌を出すと感じた声を出されて、何故か愉悦を覚えてしまう。
「可愛い渉。デカいち○ぽハメられて、乳首ズリされてながら、ち○ぽペロペロして…。最高だよ。やっぱり君に目をつけて正解だった」
「あっひぃッんっあッ、あんっあんッ」
もう言われたことを理解するだけの理性は残っていなかった。喘ぎながら灰谷を見つめると、欲情を隠しきれていない微笑を返され、赤黒い勃起ペニスを扱きながら乳首にぐりぐりされる。
「あぁんっ……はぁっあッひっああッ」
「おらっ集中しろよ! はぁっ、いくぞ、淫乱ケツマ○コに、中出ししてやるっ、くっ」
「らめっなかだしやあぁッあひっあ゛っあ゛っあ゛ぅあんあんあんッ!」
AVでも見たことないような高速ピストンをされ、乳首を何度もペニスでぬちゅぬちゅと擦られ、頭が真っ白になる。
ヂュブッヂュブッごりっごりゅっパンパンパンパンッ!
ドビュッびゅっびゅっびゅるるるっ!
「はああぁっ…ひっああッ…」
「あー、すげっ…」
「せんぱーい、イったなら譲ってくださいよ。渉、はぁっ、挿れるよ、たくさんハメハメしてあげるっ…」
「らめっああっひっあああんッ!」
休む間もなく今度は小宮のペニスをハメられ、突かれる。
もう滅茶苦茶だった。何故こんなことになったのか。渉には全く分からなかった。
「最高だよ渉君。これから週3のサークル活動が楽しくなりそうだ」
誰かが、世にも恐ろしいことを言った気がした。
end
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