自分へのご褒美 02


あり

「お゛ッ……あ゛っ、うあっあーっ……」

イってる最中も前立腺を擦るの、本当にやめてほしい。ずっと尻の穴がこのままなんじゃないかってくらい強烈な快感だった。

「達してしまったんですね、前立腺マッサージで」
「あう……はぁっはーっ……ご、ごめんなさっ……ああぁ……」

そう言われると急激に恥ずかしくなる。前立腺マッサージ……気持ちいいとは聞いてたけど、初めてでこんなに感じまくってイってしまうなんて異常なんじゃないだろうか。

「謝らなくていいんですよ。俺の指が気持ちよくてアクメされるなんて光栄です。ここだけでアクメしたならもう、ただのお尻じゃなくてお尻ま〇こと呼んだほうがいいでしょうね」
「はぁっ……っ、何を……」

急に耳を疑うような卑猥なことを言われて、ぞくりとする。
ついさっきまでは、まだマッサージをしてだけだって言えるような態度で…………いや、それは無理があるか。

「……もっと大きなもので中を擦ってもいいですか」
「ッ、はぁっはぁっ……あッ、〜〜」

ぬ゛っ……ごりっ、ごりゅっ……

尻に……安間にお尻ま〇こと言われたひくつく穴に、硬いものが押し付けられた。
さすがにもう何かは分かるし、それがどんな状態なのかも伝わってきて、俺は生唾を飲んだ。
ビキビキと脈打ってる。俺の……お尻ま〇こ、も、激しくひくついてて、なんかもういやらしすぎる。
安間さんは、俺の中に勃起したち〇ぽをハメる気なのか。

「あああっ……だめ、そんなの、入らない……っ」
「駄目……? これをずっぽりねじ込んだら、さっきより遥かに強く、前立腺もお尻ま〇この奥までも全て扱いて、気持ちよくして差し上げられるのですが」

ぬ゛りゅっ……ずりゅっ……ずりゅぅっ……

「あっ、あっ……だって、ハメたりしたらっ……そんなの普通じゃないし、ん゛っ……」
「……そうですね。でも俺も、最初にマッサージしたときからあなたのエッチな声を聞かされ続けて、いい加減限界だったんですよ」
「……っ、それは、普通のことだって」
「本気でそう思ってます? 体を揉むたびに喘ぐみたいな声を出して、腰をびくびくさせて。わざとやっていたんじゃないですか。見せつけるみたいに乳首まで勃起させて、お客様なのをいいことに愉しんでいたんじゃないですか」
「そんなっ……あぁっ」

ずりゅっ……ぬ゛っ……ぬ゛りゅッ……

そんなことを言われるとは思ってなかった。いつも優しい安間さんが苛立ったみたいにち〇ぽを強く擦りつけてきて、もっと力が入ったらハメられてしまいそうでゾクゾクするのが止まらない。

「はあぁっ……おれ、ホントにただ、安間さんのマッサージがきもちよくて……っ」
「ですからもっと気持ちいいマッサージをしましょう。指だけで絶頂してしまう敏感な粘膜を太い棒で擦って突いて、きっとあなたならこの世のものとは思えないほど気持ちよくなれます」
「はっ、あ〜〜……」

想像したら前立腺がキュンキュン疼いてどうしようもない気分になった。
マジで俺、お尻ま〇こになっちゃったのかも。
俺の意志を無視してち〇ぽを誘う穴に、とうとう痺れを切らしたみたいに硬い亀頭が押し込まれた。

ぬ゛っ……ぬ゛ぶっ……ずぶっ……

「お゛ッ〜〜っ、あ゛ッ、あ゛あああああッ」
「はぁっ……挿入れますよっ……」

え、入ってる……? 駄目だ、入り口がギチギチに開いてて、こんなの大きすぎる。待って、そんな、カリを無理やりねじ込まれたら、ホントに入っちゃう…っ。

「あ゛ッ……、お゛おっ、ひッ、い゛ッ」

入り口の皮膚が限界まで伸ばされてる。ものすごく怖かったのに、相当大きいカリが埋め込まれたら、粘膜がみちみちと咥えこんで、その感覚が俺の全てになってしまった。

ぬ゛ぶっ……ぐりゅっ、ごりゅっ……

「っああ、想像以上にきつい。指で拡げたのにまだまだ硬いですね。力を抜いてください」
「あ゛ッ、むり、ち〇ぽ、だめ、だめなやつっ……おっ、ん゛ッあー……」
「辛そうな顔をして……大丈夫ですよ、これからたくさんハメて、お尻ま〇こで何度でもイけるようにしますからねっ」
「まっ……お゛ッ! あっ! あひっ! あああぁんっ」

ずぶっ……ぬ゛ぶっ、ぬ゛ぶっ、ごりっ、ごりっ

少し抜かれたち〇ぽが、またねじ込まれた。中をずりずり擦りながらハメられて、意識が飛びそうになる。
嘘……ち〇ぽでお尻ま〇こ擦られるの、死ぬ、おかしくなる、お尻ま〇こめちゃくちゃきゅんきゅんしてホント、頭おかしくなっちゃう……!


「おっ、あ゛っ、んあっ、あ゛ッぁあッ、あへっ」
「気持ちいい? もうアクメ顔になってる。本当にマッサージが好きなんですね、嬉しいな」
「あひ、こんなっアッうあっらめぇっ……んっあ〜〜……」
「もっと気持ちよくなってください。あなたの好きな前立腺で……」
「ッ!? お゛ッ、あああああッ」

ぬ゛りゅっ……ぐりゅっ……ぐりゅっ

安間さんが俺の尻を開くみたいに掴んで、ハメたまま腰を揺する。
カリの出っ張った部分で何度も、何度も前立腺を押し潰されて。

「あ゛ッあ゛ッあっだめっイッい゛ぃっ、あ゛アアアッ」
「ほら、こうやって先端で凝ったところを圧迫すると」
「うおッ! あッ! あッあんっあ゛っ! ん゛ッあっ」
「気持ちいいでしょう。はぁっ……絡みついてくる。粘膜が悦んでるのわかりますか……っ」

ぬ゛ぷっ、ごりゅっ、ごりゅっ、ごりゅっ、ごりゅっ

「あ゛ッあうっ、お゛ッ、ッ、あ゛あッ」
「ほらっ、ほらっ」

ひたすら前立腺ばっかり突いてくる。突かれるたびに喉から酷いアクメ声が勝手に出る。恥ずかしいけど、前立腺を押された瞬間は何も考えられなくなって恥ずかしいどころじゃない。
こんなのすごすぎる……前立腺ばっかり、犯されて、ち〇ぽで気持ちよくなっちゃうスイッチずっと押されてる……っ。
気持ちいい、死ぬ、気持ちよすぎる、怖い、尻の中がち〇ぽでおま〇こにされてる……。
もうずっとイってるのかイってないのか分からない。イき続けてるとしたら明らかに人としてヤバいし、イってないならこんな頭がおかしくなるほどずっと気持ちいいのがそれはそれでヤバい。
声が止まらなくて、犯されてるお尻ま〇こが俺の全てになる。

「ね、前立腺圧迫マッサージ好きでしょう。ここをぐりっぐりって」
「ひあっ! あ゛ッ、あんっあんっンッあああッ」

ぐりゅっ……ぐりゅっ……ぐりゅっ……ぐりぐりぐりぐりっ……

「あ゛あっ、あッあッあッお゛ッ」
「はぁっ……気持ちいいですか? いい? これが好き?」
「お゛ッあっあひっ、イッ、ん゛ッあーっ……」

ぬ゛っぬ゛ぶっ、ぐりっぐりっぐりっぐりっぐりっ

ずーっと同じ場所をしつこくカリで擦られる。返事をしようにも言葉にならない。返事をしないと意地になってるみたいにもっと強く前立腺を潰される。
ここは地獄か天国か、もう分からない。

「いいならいいって言ってほしいな。いつもは甘えたみたいに気持ちいいって言ってくれるじゃないですか」
「あ゛あッ、ッ、ひあっ、あひっあへっ……ん゛ッああんっ」
「そうやって俺を誘惑してたくせに、俺を興奮させて、ペニスにくる声で気持ちいい気持ちいいって言って我慢を強いていたくせに、いざ挿入されたらいいとは言ってくれないんですか、ねえ」
「あ゛あああっ……! あひっ、らめっ、あ゛ッお゛ッ…い゛ッい、きもちい゛ッ、お゛っあッあうッ」

また言葉で煽られて、激しくなる責めに感じすぎて涙と汗と涎でぐちゃぐちゃになりながら、俺は何とか本心を絞り出した。
言わなくても感じまくってるのバレバレだろうに、口に出すのはやっぱり恥ずかしくて一線を越えてしまった気がする。中のち〇ぽがドクっと脈打って、余計に穴が疼いた。


「っ、嬉しいな、じゃあ次は奥まで挿入してもいいですか」
「お゛ッ、おくっ……あ゛ッひ、あああっ……」
「ええ、奥までずっぽりハメてガンガン突くセックス……マッサージしたら最高に気持ちよくなれますよ」

ぬ゛っ……ぬ゛ぶっ……ぐりゅぅっ……

言い直したけど何か失言があったような。奥は絶対ヤバい気がする。
でもまだ前立腺をこねられ続けて、イってるようなイってないような狂おしい感覚におかしくなりそうで、もう無理だった。

「あ゛ッ、もっ、奥までして、イッ……いいからぁっ…はああぁんっ」
「かしこまりました。ハメますよ、奥までっ……はぁっ、ああ……」

ぬ゛ぶっ……ぬ゛ぷ、ずぷぷっ……

言ったとたん、間を空けずち〇ぽが奥に押し入ってきた。触られたことのない粘膜をゴリゴリ擦りながら。

「あ゛〜〜っ……ッ、い゛ッ、あ゛ッ、あああああ」

駄目だ、入っちゃいけないところに、全部入っちゃった……。
イってる、ち〇ぽ奥まで咥えこんで俺、ち〇ぽでイく生き物になっちゃう……!

「ああっ……根元まで全部入りましたよっ、はぁっ、すごい……」
「あ゛ああっ……ひっ、あっ、あ〜〜っ……」

半分くらいは外にいたち〇ぽが完全にお尻ま〇この中にハメられて、安間さんも興奮してるらしい。
息が上がってるし、ち〇ぽがビキビキ脈打って粘膜を叩く。
その感覚にひくつく尻を掴まれ、抜き差しが始まった。

「お゛ぉっ! あひっ、やっあ゛ッあんッあっああッ」
「はぁっ……ん、」

ぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっ
ぬ゛ぶっ、ごりゅっごりゅっ、ぬぶっぬぶっ

安間さんに首を舐められ、吸われる。もちろん唇で触られたのなんて初めてで、舌の熱さとか吐息が伝わってきて頭がぐちゃぐちゃだ。 中を擦りながら抜いて、押しつぶしながらまた奥までハメられる。いやらしすぎる動きがリズミカルに繰り返されてる。

「お゛っ、アッあッらめっ、い゛っあ゛〜〜っ…」

無理だこんなの。前立腺で感じすぎておかしくなりそうだから奥までって言ったのに、ち〇ぽギチギチに咥えこんでるせいで、抜くときもハメるときも結局前立腺まで擦られまくってる。
それに奥はヤバい。奥を突かれると気持ちよすぎて、それだけじゃなく自分が女にされちゃうような倒錯的な感覚に震える。

「あっ……はぁっ、はーっ……」
「やっあ゛ッお゛ッあへっんっあッあッあッあッあんッ」

饒舌だった安間さんも口数が少なくなって、喘ぎ声とパンパンって肌がぶつかる音が部屋に響く。
こんなのもう完全にセックスだ。しかも、俺が今まで経験したものよりずっとエッチで激しくて、動物じみてる。激しくお尻ま〇こ犯されて、蕩けるみたいに感じて、ああ、またイくっ……。

ぬぶっぬぶっぬぢゅっぬぢゅっ、ごりゅっごりゅっごりゅっごりゅっ
ぱんっぱんっぱんっぱんっ

「あ゛ああっイくっイぐっアッお゛ッあああああッ、〜〜〜ッ」
「はーっ……締まる……んっ」

びくっびくんっびくんっ……
パンパンパンパンパンパンパンパンッ!

俺は完全にイった。激しく痙攣して、でも精子は出てなくて。女の子みたいにイってしまった狂おしい興奮でち〇ぽをぎゅうぎゅう締め付ける。
そこを安間さんは容赦なく、今日一の激しさでガンガン突いてくる。

「お゛ッあ゛ッもっああんっあッあッらめっあ゛ーーっ」
「はぁっんっ……中に出していいですか……?」
「あ゛あああっ……」

久しぶりに話しかけられたと思ったらそんないやらしいことを言われてお尻ま〇こがきゅんきゅんする。
中なんて怖い。駄目に決まってるじゃないか。本来出したらいけないところなんだから。そこに精子たくさん注がれるなんて……っ。

「あ゛んっ、ひァッああッうっああッ」
「いいんですね、出しますよ、中にっ……」
「あ゛ッおっんぉっ、あ゛ーっ……」

ぬぢゅっぬぢゅっ、ごりっごりっごりっごりっ!
バチュッバチュッバチュッバチュッパンッパンッパンッパンッ!

俺は必死に首を縦に振ってた。もう何も考えられない。ち〇ぽで気持ちよくなることに支配されてる。
安間さんは普段の穏やかさが嘘みたいに腰を振りたくり、昂ぶりきったち〇ぽで前立腺も奥もガンガン擦ってきて。

「はぁっ……いくっ、本当にいいんですね、お尻ま〇この中に俺の精子出してっ」
「あ゛ッあっんっいいっ、い゛ッ……出していいっ、なかでぇっ、あっあんっあんっあ゛ああああああっ」
「あーっ……いくっ、出るっ……あああっ」

パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンッ!
ぬぶっ、ごりゅっごりゅっ、バチュッ!
ドビュッドビュッ、ビュブッ、ビューーーーーーーーッ……

「あ゛〜〜〜っ……ひっ、お゛ッ、ッ」
「はぁっはぁっ……あっ、」

中でち〇ぽが暴力的に脈打って、熱くて濡れた感触が広がる。
いっぱい出されてる……。反り返るくらいビキビキしてるに違いないち〇ぽから精子が、俺の中に広がっちゃってる……。

「ああああ……ひっぅ、ん゛っ……」
「んっ……」

背中に唇が当たる。まだビクビクしたままのお尻ま〇こからち〇ぽが引き抜かれたかと思うと、いきなり体を反転させられた。
何十分かぶりに安間さんと目が合った。――ずっとこんな目で俺のことを見てたのか、この人。
怖くてゾクゾクして、また穴がぎゅうっと疼いてしまう。

「――またしてもいいですか」
「あっ……あ……」
「今度は顔を見ながらハメ……マッサージしたいんです」

答える前に両足を持ち上げられる。もうその一応取り繕ってるみたいなの意味ある……? と思いつつ、俺はさらなる快感への期待に腰が揺れて、ち〇ぽにお尻ま〇こを擦りつけてしまった。

end

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