夜の主将2 02
あり
『あーすげえ出た……ハル君も俺の扱いて乳首弄って、興奮してくれた? 肌がさっきよりピンク色になってる……』
「……っ〜〜ん゛っ
……あぁ……
」
『次どうしたいか分かる……? 分かるよね、ハル君にハメたい
奥までずっぽりハメて突きまくってやりたいよ。そろそろ俺のプレゼント、使ってほしいな……』
男がぞっとするような掠れ声で囁いた。
手が届く場所にそれはずっと置いてあった。男からのプレゼントが。
勿論、こんな変態に本名や住所を晒すなんて愚かな真似はしていない。男がどうしてもとしつこく言うから、匿名同士で物を送り合えるサービスを利用したのだ。細心の注意を払って。
「……ふー……ん、うあ…
」
箱の中に、ローションと、ペニスの形をしたディルドが入っていた。初めて見たときは、こんなものを未成年に送りつける変態とはやはりすっぱりと縁を切った方が良いと理性的な春馬が訴えた。
だというのにそれを見ると、アナルがひくひくと切なく痙攣して、体の中から蕩けていく心地がした。
『はぁはぁ……ハル君、下脱いで、エッチな脚も見せて……
』
「……や、……はぁっ、はぁっ……」
一瞬だけ躊躇した。脚はサッカー選手にとって特別な武器だ。春馬の肉付きは少し特徴的らしく、他の選手から言及されたことがある。
『お前の脚、いい形してるよな。膝下長くて、バネがありそうで。だから足速いんだろうね』
『そうかな。そんなに変わらないと思うけど』
『自分では気づきにくいだけだよ。写真撮って比べてみる?』
――だから何だというのだろう。この男に見せたところで、どうなるというわけでもない。
スウェットを半ばまで下ろした姿を見て、男は息を荒げた。
『あー……そのままでもいい、半分脱いでるのもエッチだね……
パンツも可愛いけど、おま○こが見たいな、見せて、ハル君』
「ふーっ……
ん、変態……」
もはやどちらが変態なのか定かではないほど興奮して、春馬はパンツをスウェットと同じところに下ろす。
恥ずかしいことをしてでも快感を得たい欲望がどんどん強くなっていた。アナルの奥が疼いて、たまらなくなっていた。
『おっ……
おちんちんも濡れて、パンツにシミができてる……
エッチだね……フーッ
フーッ
お尻開いて、よく見せて……
』
「ふーふー
……
ぅあ……ああぁ……
」
ペニスも勃起して上を向いていた。男はそこにも目を向けながら、穴のほうにより執着しているようだった。
春馬はカメラに向けて尻たぶを開いて見せた。
ひくっひくっ……
くぱ
くぱあっ……
『〜〜ああっ……
たまんない……、おま○こ、ずっとハメてほしかったんじゃない? くぱくぱして、早くハメたいよ
ほら、もうガン突きできる形になってるよ
』
「あぁんっ……
だめ、そんなの、入らなっ……ふぅうっ……
」
『大丈夫、ハル君のおま○こ慣らしたことあるでしょ? ほら、指ハメるよ、ローション指にまとわせて、ずぶっ……って』
「ん゛っ
あッ
あぁっー……
」
ぬ゛るっ……ずぬ゛、ずぷうっ……
吸い寄せられるように、指がひくつく中へと挿入された。痛みは怖いほどにない。冷たいローションの温度を一瞬で変えるほど、中は熱かった。
「あっ
あぇっ…
んぉっ
ふぅ、あっ
あッ
」
『気持ちいい? 指マン好きだもんね。ほら、もっと奥ハメて、前立腺に向けて指曲げてぐりぐりしようね
』
「あッ…
あッ…
らめっ……〜〜ぉほぉっ
」
ずんっ……ぬ゛ぶ、ぬ゛ぶっ、ぐりぐりぐりっ……
アナルは待ちわびていたとばかりに指に吸い付いて、粘膜を常にひくつかせて快感を得ようとしているようだった。指を内側に向けて曲げると、羞恥も葛藤もどうでもよくなる快感に襲われて、勝手に抉るような動きになる。
「あっ
あぇっ
いいっ……
おま○こっ……いい
あっ
あッ
あっ…
あんっ
」
『ふー
ふーっ
可愛い。手マンしながら乳首弄ってあげるね。ほら……おっ
そう
』
「ん゛っぉおっ
……っ
いい
乳首っあッ
あんっ
あー……
」
くり
くりくり
さすっ
さすっさすっ……
ずんっぬぶっ、ぐりっぐりっぐりっぐりっ
腰を突き出すように手マンを見せつけ、乳首を覚束ない指で擦る。
男の興奮が春馬を煽る。画面には再び怒張したものを扱く姿が映っていた。
カリが張り出しているせいで段差が大きく、そこを指で扱くと特に気持ちいいらしく腰を動かしながら扱いている。
『あーもう我慢できない。ハメたい……、指で中ほぐれてきたしハメさせて』
「あぁんっ……
は、入らない……そんな、の……、なか、ひろがらない、んぐッ
」
指とは圧倒的に違う質量にアナルの中が慄く。春馬は手元のディルドではなく、男の太く反り返る性器を見ていた。
『ふーッ
ハル君の中狭いだろうね……ふーッ
そんな狭い穴にち〇ぽハメたら……
おッ……
ほら、入れるよ
ハル君のおま○こに』
「……はあっ…それ……」
『オナホくらい知ってるよね。本物のハル君の中とは比べ物にならないだろうけど、今はこれがハル君のおま○こになるんだよ
』
「――っん゛……
」
肌色のそれは、オナホールだった。性器を入れてオナニーするためだけの道具だ。そして春馬の手には、性器に入れてオナニーするためだけの道具が握られていた。
『ほら、ハメるよ
いいよね、入らせて、ハル君の中っ……
』
「ああぁっ……
あ
だめ、おっきすぎる……ん゛っ
ひぐ
あああぁー…っ
」
男は強引になり、オナホの入り口に膨れた亀頭を押し付けた。ずぶ、と先端が中に侵入を始める。
それを見ると不思議と、自分もそうしなければいけない気がした。指のかわりにディルドの先端がアナルの入り口を叩く。ひくついてローションごと先に吸い付いて――きついけど入る、と感じたが最後だった。
ぬ゛ぶっ……ぬ゛ぶ、ずっ……ずりゅっ……
「――っぉおっ……
ち○ぽっ、入ってきちゃぅ
あっ
ぐ、〜〜ッ
」
『ふー……
あー、気持ちいい
ハル君の中にっ、ハメるよ
力抜いて、もっと奥にハメたい……っ
』
「ああぁっ……
太い
うぁあっ…
んぉおッ〜〜
……ッ
」
ディルドは太く、男のものと同じようにカリ首がエラを張っていて、挿入は容易ではなかった。しかし男が勃起をオナホの中に沈み込むのと同時にディルドが中にねじ込まれていく。そうしなければいけないからだ。
『ほら、一番太いところが入るよ、頑張って。頑張って
受け入れて。お゛っ…
きつい、亀頭がずっぽり入ったら、あとは奥まで好きなだけ突くよ……
』
「あ゛〜〜……っ
んぉッ
おっき
……い゛っ……
」
粘膜の、まだ到底届いていない部分が疼き、手に力が入った。とうとうカリのくびれの部分が、入り口を擦りながら飲み込まれていった。
内壁はすぐにみっちりとディルドに絡みつき隙間がなくなる。ここまで入れてしまっては、抜くにしてもカリの返しで粘膜が叩かれてしまうだろう。もう取り返しがつかない。
『あー
入った……
せっま
んッ、俺はすごく気持ちいいよ』
「ああぁ……っ
ふー
ふー……
俺……の、おま〇こにハメて、気持ちいい……?
」
びくびくと痙攣してディルドを締め付ける。男が春馬にペニスを挿入して気持ちよくなっている。その事実が変態的な快感を増幅させた。
『エロ……
おま〇こでち〇ぽ扱かれるの好きになっちゃったんだ。一回女の子の快感知って、ずっと忘れられなかったんだろ。ハル君』
「ふー
ふうぅっ……
あぁ
そんな、ん゛……っ
」
また女のように扱われ、呼ばれる。拒絶できなかった。そうするにはあまりにも中にハメられた感覚が大きすぎる。
『ああ、ハル君のおま〇こいいよ
でもハル君のいいところには届いてないよね、もう動くよ、いっぱい突いてあげるからねっ
』
「ひっ……おっ
ああああああッ
」
ぬ゛ぶっ……ずぶっ、ずぶっ、ぬ゛ぶぶっ……
オナホに向かって男は無遠慮に腰を打ち付けた。太い幹が飲み込まれていく。春馬はほとんど反射的にディルドを同じように動かす。
ローションをまとったディルドが穴をこじ開ける。男は春馬に考える時間を与えなかった。見せつけるように腰を穿つ。
『あっあッ
いい
いいよ
きつくて熱い
絡みついてくるおま〇こっ
』
「あ゛ッ
あひッ
いっ
あっ
あ゛…ッ
」
ぬ゛ぶっ……
ぬ゛ぶ、ずぶっ
ずぶっずんっ
春馬はピストンに合わせてディルドを抜き差しした。強烈な異物の感触と快感に頭が追いつかない。
自分一人だったら躊躇してしまって動かす勇気もなかっただろう。しかし男がオナホに腰を振り続けるので春馬もそうする他なかった。
「あ゛ああぁっ……
おっきい
ンっぐぅっ…あっ
あへっ
ぇっ
」
『ふーっ……
もうち〇ぽ馴染んできたね。俺のち〇ぽ気持ちいい? おま〇こするの好き
?』
「あっ
あうっ
ち〇ぽッ…
ぉおっ…
〜〜ッ
いい
いっ…
ああんッ
」
『ぉおっ……
可愛いよ、もっと気持ちよくしてあげるね。女の子スイッチ押してあげる
上の方に向かってガチガチのち〇ぽの先っぽで、ぐり
ぐりって……
』
「〜〜お゙っほぉ……ッ
」
ズンッ……ぬ゛っ、ずぬ、ぐりっ
ごりゅっ……!
男はゆっくりと、少し角度をつけて中を抉った。カリの先端が思い切り「そこ」に当たり、春馬は口を大きく開いているのに息をすることさえままならなくなった。
『ほら、女の子になっちゃうスイッチどう? ほら
ほらっ
』
「い゛〜〜ッ
うあぁっ
ぉおっ
んお゛っ
おっ
ほぉっ
」
ずんっ、ぐりっ
ぐりぐりぐりっ……
男が興奮した様子で腰を動かすたび、春馬の前立腺がえげつないほど擦られる。
あの反り返った雄のペニスが、春馬をメスに堕とすためのスイッチを叩き続けている。正直に言えば、一回だけでも十分で、執拗に抉られるのはオーバーキルもいいところだった。
『上手にメスイキできるように乳首も舐めてあげる。んっ……ふぅ、ぢゅぅうっ』
「〜〜〜ぉお…
い゛っ
ひぐっ……ッ
ああああ
」
さす、さすっ
くりっ
くりっ
くりっ
男が舌を動かす。春馬は発作的にじんじんと感じていた乳首を指で擦った。想像以上の鮮烈な快感に腰が崩れ、ディルドに体重がかかってしまった。
「んっお゛ほおおっ……
い゛っ
……ッ……
〜〜ぉッ……
」
いく、と自己申告する暇もなかった。乳首を吸われながら太いペニスで前立腺を穿たれ、瞬間的に絶頂した。快感と興奮で腰がびくびくと前後に跳ねる。
痙攣はあからさまで、絶頂をごまかせるはずもない。男は息を乱した。
『あー
すっげ
イってる、そんなに腰びくびくさせて……っ
アクメしてる中がち〇ぽに絡みついてくるっ
』
「あ゛ーっ……
ん゛おぉっ…
しゅご、ぉッ……
」
『はぁっはぁっ……
イくときはちゃんとメスイキキメる
って教えてくれないと、不意打ちで射精しちゃうところだったよ。まだ奥までガン突きしてないのに』
「んおおおぉっ
……いってぅ
あー……
メスあくめっ…
おっ
ほぉっ……
」
『イくの止まらないの? 可愛い。アクメ中の中突いていい? 乳首舐めしながらぎゅうぎゅう締め付けてくるおま〇こでち〇ぽ扱かせて』
男の口調は柔らかいようで、変態的なことばかりを上ずった早口でまくしたてる。春馬が意味のある言葉を紡げないうちに腰をオナホに向かって打ち付ける。
ぬ゛ぶっ……ずぶっ、ずんっ、ずんっ、ごりっ、ごりゅっ!
「あ゛あああっ
んぉおっ
いってぅのにっ
あっ
あ゛っ
あ〜〜ッ
」
『んッん゛っいい
ハルのおま〇こ俺のち〇ぽの形になってる、ふぅ
あぁっ
』
「あっ
あ゛ぇっ
はげしぃッ……
あっ
あんっ
あんっ
あああぁっ
おま〇こ、おんなの子スイッチ
止まんないっ……
あっ
あ゛〜〜ッ
」
『もう一番奥まで入るよね、入れるよ、……っ
ぉおっ
』
オナホの入り口に男の肌が打ち付けられる音がする。奥まで挿入した証拠だった。それは春馬の中が奥まで侵入されるのと同義だった。
玩具は男のペニスよりは一回り小さいはずだが、もうこれ以上奥などないと感じるほどきつかった。
それでもハメるのはやめられない。男が打ち付けるのと同じ強度で。
「あ゛っ
あっ
奥っ
あっ
あんッ
うぁあッ
」
『はぁっ……ハル君、腰もっと突き上げて、ハメてるところよく見せて……お゛っ
』
「ああぁっ……
ひぐ
あー
見っ……見られてぅ
俺、おま〇こずぼずぼされてるところっ……
ふううっ…
」
『……すっご
俺のち〇ぽ上手に咥え込めて偉いよ、可愛いよハル』
見られている、と意識させられ、びくんびくんと柔らかい粘膜が痙攣した。羞恥に顔を赤くしながら、腰だけをカメラに突き出す不格好な体勢になる。いくら恥ずかしくても男の言葉は春馬の身体を直接動かす。男が腰を振れば春馬のアナルが抉られる。
男は恥ずかしがる様子もなく、堂々とペニスをオナホに打ち付ける様子を見せつける。抜かれた瞬間垣間見えるペニスは赤黒く、太く怒張していて春馬の脳を蕩けさせる。
「あっ
あ゛っ
ひぅっ
ち〇ぽ、いいっ、奥っ、あたってぅ
ぉおっ
おっ
お゛ッ
」
『ハル、ハルっ
キスしていい? キスしながら突きまくりたい。いいよね』
「あああぁっ……
ん
ん゛ッぉ……
」
ずぶっ……ズヌッズヌッズヌッ……ぐりっ、ぐりっ
れろ、れろ
れろれろ
ちゅっ、ぢゅううっ……、
春馬はうっとりして舌をれろれろと動かした。目を閉じて舌を突き出すと、本当に男とキスをしている心地がして、じんと中で甘いアクメをキメる。
見えないけれど、男も舌を激しく動かしているに違いない。春馬の舌に舌を絡めて、吸って、粘膜同士が激しく擦れ合う。
オナホに打ち付ける音が激しくなった。
『ん゛っおっ……
あー、ハルのキス顔見たい……っ、口だけでも見せてくれない? ハルの舌見ながら中出しさせて』
「〜〜ッ
だめぇっ、顔はっ……あっ
あ゛っ……
ん゛っ
あええぇっ……
」
『ちょっとだけ。駄目なの? 中出しされたくない?』
男は興奮に掠れた声で、最初に交わした約束を破った。お互いに顔は絶対に見せない。
――中に出したがっているのはそっちではないのか。そんなもので、釣ってくるなんて……。
『ほら、乳首くりくりしてあげる。勃起してるのを潰して、ぎゅっ……って』
「んッほぉおおおっ…
おっ
乳首っ――ッ
あひっ
あへええっ…
」
くりくりくりくりっ……
ずんっ……ずぶっ、……ぬぶっ……
男は乳首をこね回しながらゆっくりとオナホの奥まで挿入した腰を回す。またメスイキして腰が打ち上げられた魚のように跳ねる。
(――口だけなら、別に特徴もないし……。腰が、びくびくするから、ちょっと不可抗力で映ってもしょうがない……)
春馬は少し身を屈め、震えながら慎重に口から下だけが映るようにして、開きっぱなしの口から舌を突き出して動かした。
酷くいけないことをしている自覚はまだある。羞恥と興奮で頭がどうにかなってしまいそうだった。
『〜〜おッ……
エロすぎ、ぉ、んっ、……
』
「ん゛〜〜……っ
ふうっ
へっ…
ぇ、も、らめぇ……っ
」
一瞬だけなら大丈夫という甘い考えがあった。じっとりと視姦されている気配を感じて慌てて口元を手で隠し、カメラの角度を変えた。これ以上はいけない。
そんな仕草まで男の興奮を煽ったらしかった。
『ふー
ふー……
出る、精子すごい上がってきた……っ
出すよ、キスハメしながら死ぬほど突いてやるっ、ん……
』
「ん゛ふぅうッ……
あぁッ
あっ
あ〜〜……ッ
んっぁッ
あッ
おま〇こ、気持ちいいっ…
ああああァっ
」
ぬぶっぬぶっずぶっずぶっずぶっ、バチュッバチュッバチュッバチュッ
男は耐えかねたように腰を激しく打ち付け始めた。オナホをオナホらしく好き勝手に扱っている。あれは春馬だ。
ディルドがゴリゴリと粘膜を叩く。もはや男のピストンほど速く動かせる余裕はなかったが、春馬をアクメさせるには十分すぎた。
舌を突き出して動かしながら激しいセックスをする。見知らぬ男とキスしながらペニスをハメられて、奥までハメられている……。
『はぁっはぁっ……
サッカー部のキャプテンに中出しっ……こんな子が俺のち〇ぽずっぽり咥えこんで孕ませアクメしてるなんて、あー興奮するっ
』
興奮した男はまた約束を破った。「ハル」は「春馬」ではない。今はサッカー部のキャプテンじゃなかった。今そんなことを思い出させるなんて最低だ。
「〜〜ッ……
い゛っ、言わないでっ……
あっ
あ゛ぇっ
お゛っ……
ひどい、お゛っ
いくっ
いくいぅっ…
〜〜ッ
」
『おっ……
アクメすっご……
出すぞ、中に精子出すから、孕んで、おま〇この奥に一発で着床させるからっ、あー……っ
ん……うあっ
』
中の快感が膨れ上がり、春馬は逃げられないアクメに、耳を塞ぎたくなる声をあげ続けた。
男はオナホを固定して本当のセックス同様に乱暴に腰を打ち付け、やがて腰を震わせ、腹筋までがビキビキと痙攣した。
どちゅっどちゅっどちゅっ、ぬぶっぬぶっ
パンパンパンパンパンパンッ!
ドビュッドビュッ、ビュルッ、ビュルルルルルルーーッ……
『うあっ……、孕め
ん、おっ……
』
「あ゛ーっ……
ぅあ
んおおぉっ……
ふー
ん゛〜……ッ
」
ぬ゛ぶっ、ごりゅっ、ごりゅっ!
ビュルッビュルルッ……ビューーー……ッ
熱く粘ついた大量の液体が、狭い粘膜の奥に注がれる。本当にそうされていると錯覚するほど、行為はセックスに近かった。
手が勝手にディルドを奥に押し込むせいでアクメが止まらない。春馬はまた目を閉じて、舌で唇を舐め、時折突き出す。みだらなキスをしながら中出しされている。疼く乳首に指を這わせると、アクメの波が大きくなって「お゛っ」と恥ずかしい声が出た。
『ふー……っ
ハル、いっぱいアクメできたね。恥ずかしいのが気持ちいいんだ……』
「ん゛〜っ……
ふぁあっ……
きもちいぃ
恥ずかしい
ぉほ……
んっ……
」
『ねえ、本物ち〇ぽハメてほしくない? 今のより100倍気持ちいいし、熱くて固いし、もーっと奥まで、擦ってあげられるよ』
「――……ッ
だめ、……ッ、ほんもの……
あぁ……ッ
」
『駄目? じゃあ次は配信してみようか。――みんなに、ハルのエッチなアクメ見てもらえるよ……
』
悪魔のような男の誘惑に、尻がびくびくと震え、ディルドにあさましく肉が絡みつく。
この異物を挿入している間は正気に戻れなくとも仕方ない。こんな惨めな姿をみんなに見てほしい――なんて欲望が浮かぶのも、今だけだ。
夜が終わったらキャプテンに戻る。みんなをまとめて強いチームを作る……そんなこと、できるのだろうか。
「んん……ぁあ、ん……
」
憂鬱だった。アクメしている間だけは、全部忘れられる……。
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