撮影禁止


あり


須藤嘉紀の通う大学には「芸能人」がいる。モデル上がりで俳優としては出始めたばかりで一般的な知名度はまだ低いが、若い女のファンはすでにかなりついているらしい。
一度でもその男、星川伊織の姿を見たことがあれば人気にも納得せざるをえない。まず背の高さで目を引き、手足が長くてスタイルも抜群にいい。顔立ちは秀麗な中に少しクセがあり、人を食ったような笑顔と相まって好青年とは言いがたいタイプだが、そこがまた女にとっては魅力なのだろう。
とはいえ男である嘉紀としては、芸能人だ!とはしゃぐほど知った存在でもないし、星川のせいで大学の女の理想が著しく上がっているのではないかという疑惑もあって、何となくいけ好かないくらいにしか思っていなかった。バイト先の子に、「写メを撮ってきてほしい」と頼まれるまでは。


『伊織君と同じ大学なんて羨ましすぎる〜』
『いや同じ大学って言っても学部が違うし、たまにしか見かけないよ』
『それでも十分羨ましいよ。ねえ嘉紀くん、サイン……までは言わないから、写メ撮ってきてくれない? 私モデルデビューした頃からファンなの』
『え……無理だよ、あいつの周りいつも取り巻きがいっぱいいるし。写真なら雑誌とかにいくらでも載ってるじゃん』
『そうじゃなくて、プライベートの伊織君が見たいの! ねーお願い、ご飯奢るからさー』

……断りきれなかった。頼んできた子はバイト先では可愛いと評判の人気の子で、嘉紀も好感を持っていた。どうこうなろうと期待している訳じゃないが、写メくらいでそれほど喜んでくれるならまあやってやるかと思ったのだ。


という訳で、星川へのシャッターチャンスを窺う日々が始まった。 星川の周囲にはいつもミスキャンパス候補という感じの華やかな女が取り巻いていて中々近づけなかったが、ある日の午後珍しく一人でいるところを見つけた。
最初は遠目からバレないように一枚撮った。確認してみると……遠すぎて小さい。顔がかろうじて分かる程度だ。もう少し近づいてみることにする。気づかれていないようで数枚撮りながら近づく。しかし調子に乗りすぎるとろくなことはないもので、かなり近づいたところで。

「……あのさ、盗撮とか困るんだけど」

バレてしまった。

◆◇

「ご、ごめん。頼まれて……いや、芸能人に舞い上がって、つい」
「謝られてもなあ。ちょうど盗撮に辟易してたところだし、大学に報告しようかな」
「それは困る……!」
「まあ困るだろうね。……そうだな、大学に言われたくないならちょっと着いてきて」

と連れてこられたのは、いかにも高級そうなマンションの一室だった。
何故こんなことになってしまったのだろう。確かに盗撮したのは悪いことだが、正直似たようなことをしてる奴はいくらでもいたのに、何故自分だけが……と思ってしまう。これが女の子だったら密室で星川と二人きりの状況に舞い上がるのかもしれないが、嘉紀は不安しか覚えなかった。

「あの、それで俺はどうすれば」
「うん、ちょっと俺と同じ気持ちを味わってもらおうと思って」

そう言って星川はカメラを取り出した。レンズがこちらに向けられる。しかしこうして撮られるだけなら特に実害はないのだが、と思っていると。

「うわあっ」

星川が、突然乱暴な手つきで嘉紀のトップスをまくり上げた。ひんやりとした外気に素肌が晒される。

「ふーん、色白いね。筋肉ついてないし、もっと食べて運動したほうがいいんじゃない」

カメラ越しの視線が肌を撫でるような錯覚を覚えた。確かに褒められた体はしていないが男なのだから上半身を見られたところで何てことはないはずなのに、星川のような男から見たらさぞ貧弱に映るだろうと思うと羞恥心が湧き上がってくる。

「あれ、恥ずかしい? 体にコンプレックスでもあるの?」
「……っ、別に」

馬鹿にしたように言われ否定したものの、動揺は隠せておらず説得力皆無だっただろう。

「そう? ……じゃあ乳首とか撮られても恥ずかしくないよね」

星川が乳首にカメラを向けズームしてきた。

「乳首小さいね、陥没してるし。その辺の女より可愛い色してる」
「やっ……」

乳首なんて、女と違って隠すべき場所でもないし今まで意識したこともなかった。なのにカメラを向けられ、ゾクゾクするようないい声で見たままを囁かれると、急にそこが疼き始めた。

「あれ? 陥没してたのにちょっと勃ってきた。もしかして撮られて感じてるの」
「違っ」
「……嘘つき、やらしい顔してる」
「やっ、あぁんっ」

星川の長い指が伸びてきて勃起しかけの乳首を掠った。その瞬間、電気が走ったみたいな快感が乳首から全身に広がった。

「すごい声出して……乳首モロ感なんだ?」
「ちがっ、あぁッん、やっあっふぁあっ…」

こすっ、こすっ、くり、くり、くりくりくりくり

少し驚いたような様子ながら星川は手を引かず乳首を執拗に弄り始める。
誓って自分で触ったこともなかったのに、今は腰が蕩けるように感じて上擦った声が抑えられない。

「あぁんっ乳首ぃ、やっ…はぁっ、あん、あッあッひあっ…」
「はは…さっきまでまっ平らだったのに、俺に弄られてもう乳首ビンビンになってる」
「言うなっ…あッんっあッああっ」
「全部撮ってあるからね。可愛く陥没してたのに撮られただけで勃起しかけたところも、俺の指で感じまくってこんなエロいことになってるところも」
「っ……! やっあッあぁんっ」

改めてカメラの存在を意識してしまい、羞恥が膨れ上がる。反射的に胸元を見ると乳首は自分でも見たことがないほどビンビンに充血していて、そこを星川の美しい指が擦ったり、摘んでくりくり捻ったりしている様子は不思議なほど卑猥に感じた。こんなのを全部、撮られているなんて。

ぞくぞくぞくぞくっ、びくっ、びくんっ

「あぁんっ…あッひあっやっちくび…あんっ…」
「腰びくつかせて…乳首弄られてイきそうになってるの? 変態」
「ひあぁっ…あッあッ」

耳元で囁かれ、また腰が跳ねる。最初は馬鹿にしたようだった星川の声音に熱が篭っているのは気のせいだろうか。元々美声だが今はものすごくいやらしく感じてゾクゾクしてしまう。

「やぁっ…ぁっもっあぁ、ん、はぁっ」
「…お前、マジでエロいね」
「あッああんっ! やっはっああッ」

くりっくりっ、ぐりぐりぐり、ぐりゅっぐりゅっぐりゅっぐりぐりっ

星川は乳首を乱暴にこね回しながら、嘉紀の膝を割って脚で股間を擦ってきた。完全に勃起して濡れ濡れになっていたそこは突然の刺激に激しく感じてびくつく。乳首を押しつぶされるたびにペニスが震えて汁が溢れてきて、それを硬い脚でごりごりされると否応無しに強い快感に襲われる。

「やぁっもっやめ…あッあひっアアンッ」
「イきそう? 男に乳首好き放題されてアンアン喘いで、それを撮られてイっちゃうんだ。マゾのド淫乱じゃん」
「あぁあっ…あっひっあアッ」

ぐりぐりっ、くりくりくりくりくりっ
ごりっごりっぐちゅぐちゅっ、ごりゅっごりゅっ

そんなおかしな性癖はないと否定したいのに、星川の言葉を裏付けするようにいやらしく責められるたび体は甘く疼いて乳首が性感帯になったみたいに感じて、怖いほどの絶頂感が襲ってくる。

「イけよ。全部撮っててあげるから」
「〜〜ッ! あッひあッああぁんっ!」

カメラが、星川の視線が、快感に蕩けきった顔とぷっくり充血した卑猥な乳首を全部記録してしまっている。体が燃えるように熱くなって、何かが弾けた。

「あぁあッいくっいっちゃうっ…! あんッアアッひっうああッ!」

ぐりっぐりっぐりっぐりっぐりゅっぐりゅっ!
びくっびくっ、びゅっびゅくっびゅくっ、びくんっびくんっ

「ひああっ…あッんん…あッう…」

腰が何度も痙攣し、下着の中がぐちょぐちょに濡れていく。イってる瞬間も乳首をこね回されたせいで絶頂感はとても長く続いて苦しくなるほどだ。

余韻に力が入らず、手で顔を隠して荒い息を吐いていると、星川が嘉紀のジーンズを脱がせてしまった。

「っ!? やっ、やめっ」
「うわ、すごいぐちょぐちょ。そんなに気持ちよかった?」
「ひああッ! あッんんっ」

嘉紀の下半身は先走りと精液で漏らしたみたいに濡れていて、ボクサーパンツの色を濃く変えていた。ペニスは異常に敏感になっているようで、パンツ越しに形が透けてしまっている先端に少し触られただけで電気が走ったみたいに感じる。

「っ……もう、恥ずかしいところ十分撮れただろ…許して…」

これ以上されたら自分がどうにかなってしまいそうで怖かった。確かに盗撮しようとしたのは悪かったが、こんな映像もし誰かに見られたら身の破滅だ。それくらい恥ずかしくいやらしい姿を晒してしまっている自覚はあった。
饒舌だった星川が珍しく少しの間沈黙し、やがて口を開いた。

「……まあ俺も、最初は少し恥ずかしいところ撮って憂さ晴らししてやろうと思ってただけなんだけど」
「じゃ、じゃあ」
「でも気が変わった。今すごいハメ撮りしたい」

色っぽい声で放たれたゲスな発言に、何故か嘉紀の体は熱くなってドキドキしてくる。

「触って」
「っ……や、あ…」

星川は嘉紀の手を取ると、ゴリゴリと硬いものに押し付けてきた。星川のペニスがいつの間にか勃起して、明らかに体積の大きいものが窮屈げにボトムを押し上げている。

「意味分かる? 俺のコレをお前の中にハメてガンガン突きまくって、それを撮るって言ってるの」
「ぁ、はぁ、ん…」

少し掠れた声で露骨ないやらしいことを囁かれ、自分で触れたこともないような体の奥がずくんと疼いて息が上がる。

「エロい顔して、期待してるの? ここに、」
「ひっ、あぅッ…」

星川の指がパンツの脇からねじ込まれてアナルに触れる。そして。

「指マンで慣らしたら俺のチ○ポハメて、好きなだけ擦ってあげるよ…っ」
「あッああぁん…ッ!」

ぬちゅ、ずぶ、ずぶぶぶぶっ…

濡れていたアナルに、長い指が一気に奥まで挿入された。

「あひっあッんっ、あぁッン、ぁあっ」
「うわ、熱くて絡みついてくる…初めてじゃないの?」

ずぶ、ずぶっ、ずりゅっずりゅっ、ぐりぐりっ

「あぁんっ、はじめてっ…あっひっあッあんッアンッ」
「初めてなのに指マンで感じまくってるんだ、本物の淫乱だね」
「ちがっあッあっあんっあぁッ」

自分でも信じられなかった。ほんの数分前までそこに何かを挿れるなんて発想もなかったのに、指をハメられた瞬間どうしようもないほど感じて、中をゴリゴリ擦られるとひっきりなしにいやらしい声が出てしまう。星川の声で淫乱と責められるたびにそれにも感じて、本当にどんどん淫乱になってしまっていってるような感じがする。

「アナルも撮らなきゃね…脱がすよ」
「あぁッらめっ…あっはぁんっ…」

星川がパンツを脱がせるのに、ろくな抵抗もできなかった。そんなところを撮られるのはどうしようもなく恥ずかしいのに、奥底から湧き上がってくるような期待と興奮で全身が熱くなる。

「……すごいね、ピンク色のアナルが、おいしそうに俺の指咥えこんでる」
「……っ! あッアあッ…ん、はぁっはあぁっ…」

カメラの無機質なレンズがまっすぐそこへと向けられた。
――撮られている。指をハメられてピストンされて感じてるみっともないアナル撮られて、こんな姿が映像として残ってしまう――。

ゾクッゾクゾクゾクッ ぎゅっきゅうううううっ

「あぁッあんっあッひぁあッ…!」
「っすごい締め付け…」
「やっあッあんあんあんあんッ! あっやっああぁっ!」

激しい興奮と倒錯にアナルは収縮して指を締め付け、それに煽られたように指マンが激しくなる。

ずっずぶっずぶっずりゅっずりゅっ、ぐりっぐりっぐりっぐりっ

「エロすぎ…もう2本咥え込んでるところ撮っちゃってるよ、恥ずかしくないの?」
「あぁッはずかしっ…やっああッ恥ずかしい…あッそこぐりぐりやあッあッアンッアンッ」
「隠さないで。こんなに指吸ってきて、恥ずかしいのが感じるんだ」
「あッあッんっひあぁっ」

二本の指が敏感な粘膜を擦りながら抜き差しされる。星川の言葉を否定しようがなかった。アナルを蹂躙され、言葉で辱められ、その姿をカメラに撮られて訳がわからないほど体が昂ぶっていた。

「はぁっ、俺のも触って」
「あっ、ん、はぁ、あ…」

また手を取られて星川の怒張を直接触らせられた。驚くほどずっしりと大きくて硬くて、脈打っている。星川も興奮してこんなにしてしまったのかと思うとドキドキして、無意識に太い幹をぎゅっと握っていた。

「っ、チ○ポ好き? これハメてほしい?」
「はぁっ…ん、あッんんっ」

挿入したまま指を曲げて感じるところをゴリゴリしながら星川が問うてくる。
アナルは2本の指をギチギチに咥え込んでいて、それより遥かに太いペニスなんて挿る気がしない。でももし、ハメれられて激しくピストンなんてされたら、一体どうなってしまうのか……。
アナルの奥がぎゅうっと疼いた。

「ふあっ…アッん、あっはぁっ…」

ビキビキに血管が浮き出たカリ高のペニスを見つめる。狂おしいほどの欲望が湧き上がってきて、嘉紀はそこに唇を寄せた。

「……っ、何、」
「ふっ……、ん、はぁ、んぅ…」

先端に舌を這わす。握りながらペロペロ舐めていると脈打って先走りが出てきた。フェラなんてもちろんしたことはなかったが、気持ち悪いどころか興奮して半ば無意識にカリを咥える。硬いものに柔らかい口の中をごりごり犯されているみたいで興奮する。

「はぁっ、お前…いいの? やらしいフェラ顔撮られちゃってるよ。そんな、おいしそうに俺のチ○ポしゃぶって…」
「……っはずかし、んっ、ふぅ、んっんっ」

れろ、れろ、ちゅ、れろれろ、ぢゅぶ、ぢゅぶっぢゅぶっ

「恥ずかしいって言いながら止めないんだ…ホント淫乱」
「んーっ…ん、ふ、ん…」

星川の息もどんどん荒くなり、声は興奮に掠れている。しばらく嘉紀の頭を撫でながらフェラ顔を撮影していたが、不意に切羽詰まったような息を吐いて嘉紀を押し倒した。

「はぁっ…、こんなつもりなかったのに…。挿れてもいい?」
「あッ…はぁ、はぁ、んっ…」

上に乗られ、硬い先端がアナルに押し付けられる。クールな顔しか知らなかった芸能人の星川が、今は獣みたいにギラギラした目で嘉紀を見つめていた。

「っ、挿れて、星川の…っ」
「っいいの…? ガンガン犯されてるところ撮られちゃうのにチ○ポほしいんだ」

ゾクゾクする声で言われ、想像が全身を駆け巡る。
そんなこと駄目に決まっていると訴える理性は、淫らな衝動にあっさり押し流された。

「ほしいっ…チ○ポハメてっ、奥ぐりぐりして…、ハメ撮りしていいからぁっ…あッあああぁッ!」
「淫乱…っ」

ずっ…ぬぶ、ずぶっ、ずぶぶぶっ…!

狭い肉を掻き分け、怒張が奥までねじ込まれた。

「あ゛ひっ…あ゛ッんっああッ」
「すごいな、お前の中っ…」

中が硬いカリと幹で強く押しつぶされる。圧迫感と暴力のような快感で苦しくてたまらない。星川はカメラを結合部に向けながら容赦なく腰を動かし始める。

「あ゛あッらめっ…あ゛ッひっあッあんッ!」
「駄目じゃないだろ…っ、あーやらしい、俺の赤黒いのを可愛いアナルがギッチギチに咥え込んで」

ずぶ、ずぶ、ズチュッズチュッ、ぬぶっぬぶっ、ぐりぐりぐりっ

星川は締め付ける中を力で無理やり押し開いてピストンする。いいところが全部強かに擦られて、意識が飛びそうなほどの快感を強制的に与えられ続ける。

「あぁんっあッあんッアンッヤッあ゛あッ」
「はぁっ…初めてなのにすごい声出して…変態」
「んっ…ぁあッあッやっアァンッ」

抜き差しされながら壮絶に色っぽい声で言葉責めされ、甘美な快感に震える。この声に責められると一々反応して感じてしまう。それに、カメラの存在にも――。

「あぁッひっあンッあッああッ」
「分かってる? AVよりよっぽどすごいのが撮れてるよ。ネットに公開したら俺なんかより人気者になれそう」
「っああッ! やっらめっっ…あッあんあんあんあんッ!」

こんなどうしようもなくいやらしいハメ撮りを、不特定多数に見られるなんて、それだけは絶対に駄目だ。想像するだけで恐ろしくて、異常にゾクゾクして……。

「っぎゅうぎゅう締め付けてきて…っみんなにハメ撮り見てほしいの? 欲情されて犯されまくりたい? どうしようもないねお前」
「やぁあッだめっアッあッあんっ! あぁッああぁーっ!」

ずぶっぢゅぶっぢゅぶっ、ぐりっぐりっぐりっぐりっパンパンパンパンパンパンッ!

星川はどこか苛立ったように乱暴なピストンをしてくる。その様子を顔から結合部まで舐めるように撮影され、羞恥と大波のような快感で頭がおかしくなってしまいそうだ。

「アアァッいくっいっちゃうっ…あッひあッあんっ」
「んっいいよ、チ○ポハメられて雌イキするところ、撮っててあげる」
「やあぁっあッいくっ…あッああぁんっ!」

ずぶっずぶっずぶっずぶっぐりゅっぐりゅっぐりゅっぐりゅっぐりゅっ!
びくっびくっびくんっ、びゅっびゅっびゅるるっ…!

前立腺をゴリゴリ何度も擦られ、星川の声に煽られ、触られていないペニスから勢いよく白濁が飛び出してきた。

「あぁんっ…あッあひっやッもうらめっ…あッあんあアッ」
「ホントに雌イキするとか、エロすぎ」
「ひああッやっイったばっかだからあアッだめっ突かないでっ…あッああんッ!」
「はは、アヘ顔して…こんなにぎゅうぎゅう締め付けられてじっとしてられる訳ないだろ…っ」

ズブッズブッズブッズブッパンパンパンパンパンパンッ! ぐぽぐぽぐぽぐぽっパンッパンッパンッパンッ!

星川は快感に蕩けきった嘉紀の顔をアップで撮りながらめちゃくちゃにピストンしてくる。

「あ゛ひっアッあッあんッあんッらめっ、あぁんッ」
「はぁっ…ね、中出ししてって言ってみて。俺に種付けされたいって」
「やぁッ中はっ…あッあんッ」
「この映像、公開してほしくないんだよね」

そう言って星川はカメラの存在を強制的に意識させる。
中出しをねだるところまで撮られるなんて……でも公開されるのはもっと困る。だからこれは決して自分の意志じゃなくて、仕方なくなんだ。

「っ、中、なかに出して、星川のせーえき、種付けしてほしいっ…あッあんあんアアァンッ!」
「っまた締め付けて…出すよ、中に全部…っ」
「あ゛ひッあッあんッあ゛あぁーっ!」

ズンッズンッズンッズンッズンッぐりぐりぐりぐりぐりぐりッごりゅっごりゅっごりゅっごりゅっ!

高速で最奥まで巨大なペニスが何度も抜き差しされ、性感帯を押し潰される。頭がおかしくなりそうなほど気持ちよくて、もう快感だけが全てになる。

「あひっアッあッああッ」
「イくよ」

最初のからかうような色なんて微塵も感じない熱の篭った声で囁かれ、全身が切なく疼いてアナルが怒張を離さないとばかりに収縮した。

ぐりゅっごりゅっごりゅっパンパンパンパンパンパンッ!
びゅっ、ビュルッビュルッビューーーーーーッ…!

「あぁあッんっあんっ、はぁっあッああッ」
「はぁっ……、ん…」

ペニスがドクドクと脈打ち、熱い液体が中に注がれる。アナルの性感帯が圧迫され続け、嘉紀はもうイきっぱなしみたいになってペニスから白濁が漏れていた。
星川はしばらく挿入したまま気まぐれに嘉紀の体を撫で回した後、、ペニスを引き抜いて精液が溢れ出る様子を撮影した。

「何か俺、撮る方に目覚めそう」

AV監督とか向いてるんじゃないかな…と嘉紀は心中で呟いた。


end

text